都19th振り返り(前編:オンライン部門)

  • はじめに

 皆さん、こんにちは。神戸大学音ゲーサークルKoBeat所属*1のあるしえと申します。

 

 先日、「都19th*2」が開催されたので、その振り返り記事を書きました。今回は「前編」ということで、主にオンライン都の内容です。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

ちなみに、以下の記事は前回の都の振り返り記事です。もしよければこちらも読んでください(ただの宣伝です)。

 

arce1030.hatenablog.com

 

 それでは、時系列順に、各試合について振り返っていきたいと思います。各試合の見出しの対戦相手の名前は敬称略です。予めご了承ください。

 

 

 

  • オンライン部門

 今回の都は、オンライン部門が先(2/21-25)に開催されました。オンライン部門で参加した部門は、「Deemo」, 「Arcaea」, 「CytusⅡ」です。まあこの辺はいつも通りですね。

 

ただ、今回の都は自分にとって最後。実はDeemoとArcaeaに関しては、実力調査フォームに、「できれば2試合組んでほしい」と備考欄に書いていました。これは後編の「おわりに」の部分でも改めて書こうと思っていますが、当時は自選曲は純粋に「音ゲーで一番好きな楽曲」を投げて終わろうと考えていて、DeemoとArcaeaに関しては、どうしても2曲投げたい楽曲があったからなんですね。

 

こんなのはただのワガママなので、ダメ元で書いてみたのですが、なんと両部門とも実現して2試合ずつ組んでもらえました。本当にありがとうございました。

 

…と考えていたのですが、のちのち気が変わって、やっぱりちゃんと今の自分が出せる全力をぶつけようという気持ちになり、上記の考えはやめることにしました。まあ他の理由としては、一番好きな楽曲を投げるとなると、低難易度ばかりになって、流石に試合が盛り上がらないだろうとも思ったからです。やっぱり人前で試合をやるからには、盛り上がってほしいじゃないですか。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、オンライン部門の振り返りを行います。

 

第一試合:Deemo(vs. 足立 2/22 21:20~)

 記念すべき最初の試合は、自分のメイン機種であるDeemoです。

 

対戦相手は、なんと前回の都と同じ、EÜST'*3の足立さんです。

 

前回の試合では、自分の実力を十分に発揮できず、負けてしまっていたので、今回はリベンジマッチ的な感じですね。

 

さて、選曲上限と課題曲は…

 

はあ…そうですか…

選曲上限がLv11なのは、まあいつも通りみたいなもんなので、そこは良いんですけど、課題曲は…いやあ厳しい。「RE:UNION -Duo Blade Against-(Hard)」以外、未ACの超苦手譜面です。しかも足立さんは「FEHLT -DEEMO edition-(Hard)」をAC済みで得意そうだったので、これが来たら非常にまずい、と言った感じです。特にこの「FEHLT -DEEMO edition-(Hard)」は昔アウトロの本当に最後の方で1グレを出してしまって以来、萎えてしまってあんまりやっていませんでした。「Arekstrar nornir」は早く11行け。

 

とはいえ、決まったもんは仕方ありません。とりあえず受け入れるとして、自選をどうするか考えます。今回の都で最後というのもあり、ちゃんとLv11の高難易度をぶん投げようと考えていました。

 

しかしながら、当時はDeemoのプレイ頻度がやや落ちており、プレイするときも、基本的にLv9以下ばかり触ってたので、高難易度に得意と呼べる譜面が殆どありませんでした。Deemoの本質は低難易度ですよ。Lv5-8くらいが一番楽しい。

 

まあ裏を返せば、候補が自ずと数少ないできる譜面に絞られるということなので、自選自体はすぐに決まりました。

 

というわけで、自選の譜面は…

 

自選ボード

「Aragami(Hard11)」です。

 

選曲理由は単純です。Lv11初AC譜面がこれだったからです。割と順寄りだとおもってるんだけど、そうでもないのか…?

 

実際、譜面は単純な構成が多く、スピードにさえついていければそこまで難しくはない部類だと思っています(そうは言っても、間違いなくLv11相当の難しさはあると思いますが)。

 

自分の中ではLv11の得意譜面だし、練習では再ACは出なかったものの、2落ちくらいならポンポン出ていました。まあ安定感で言えば、負けることはないはずです。

 

対する足立さんの自選は…

 

 

Longinus(Hard11)

 

 

 

 

ひょえええええええええええええええええええええええ(無限ひっくり返りに突入)

 

 

まさかのLv11最強格譜面の一つ「Longinus(Hard11)」です。

 

この譜面は何と言っても、中盤の爆速乱打地帯でしょう。ここにこの譜面のほぼ全てが詰まっていると言っても過言ではありません(以下の動画の1:32~1:51の地帯です)。

 

www.youtube.com

 

これの何がヤバいのかというと、速度が速いのは勿論なんですけど、所々に同時押しや非交互配置が混じっており、そして一番の問題は、一度ミスると雪崩式に後ろのノーツを全て巻き込んで大量失点に繋がるという点です。これが本当に怖い。

 

これを一発勝負の試合で持ってくるのは、流石に恐ろしすぎて自分にはできません。「Aragami(Hard)」が霞んでしまうレベルです。

 

まあ文句言っても仕方ないので、試合に入ります。偶然にも、xi vs. xiの試合になりましたね。

 

まずは課題曲です。課題曲は試合直前にルーレットで選ばれ、その結果運よく「RE:UNION -Duo Blade Against-(Hard)」になりました。「FEHLT」だったらほぼ負け確でした。

 

運よくとは言ったものの、別にそこまで得意というわけではありません。他2譜面に比べたらまだマシというレベルです。しかも、そもそも当時は課題曲にまで対応する時間があまり無く、どれも直前に1回やっただけという感じでした。なので…

 

うーん…

9落ち、なんとも微妙。めちゃくちゃに酷い結果ではないですが、かといって上出来というほどでもありません。5落ちくらいには抑えたかった。

 

一方の足立さんは、1160で4落ち。流石ですね。早速ビハインドを背負ってしまいました。

 

とはいえ、今回のDeemoの試合は合計Charming Hits数勝負。今後のラインナップを見れば、ほぼ誤差の範囲でしょう。次は問題の「Longinus(Hard)」ですが、果たして。

 

まあ頑張ったほう。

例の爆速乱打地帯は、開幕で1つ押し外してハマりかけましたが、咄嗟のリカバリーが効いて、被害を最小限に抑えられました。いきなりやって24落ちなら悪くはないです。

 

経験上Deemoのこういう長い連打や乱打でのミスハマりって、ノーツの押し外しが原因で発生することが多いんですね。なので、そういう時は即座に実際の速さよりも速く押して、わざと一度早グレ状態に無理矢理持っていってから、元の速さの乱打のスピードに戻す、というようなことをすることで、ミスハマりの時間を少なく抑えることができます。

 

足立さんも、どうやら大量にミスハマりしてしまったようで、68落ちでした。まあ博打譜面はこうなるリスクがありますからね。恐ろしい。

 

幸運なことに、他選でだいぶ貯金ができてしまい、おかげでだいぶ心に余裕ができました。というわけで、最後の自選でとどめを刺します。

 

8落ち

練習通りならもうちょっと上手いスコアを出せたと思いますが、本番でこれならまあ許容範囲内ですかね。サビ前の難所が綺麗に通っただけに、ちょっと勿体ない感じもありましたが。

 

足立さんは33落ちだったので、自選は問題なく刺さっていたようです。良かった。

 

 

 というわけで、最終結果は…

集計結果

4037-3973で無事勝利です。幸先のいいスタートが切れました。

 

Longinus(Hard)」がツイていましたね。純粋な地力譜面を投げられていたら怪しかったかもしれません。足立さん、対戦ありがとうございました!(恐らく足立さんも今回の都を最後に引退ですよね?お互いお疲れ様でした。)

 

 

第二試合:Deemo(vs. ひろ 2/22 21:40~)

 さて、今回はDeemoの試合が2つあり、連続で組まれていたため、そのまま2戦目に突入です。

 

次のお相手は、B4UT*4のひろさんです。この方も自分と同様にDeemo部門には何度も参加されていますが、これまで試合を組まれたことはありませんでした。ひろさんとは一度Deemoで対戦したいと思っていたので、嬉しいですね。

 

選曲上限と課題曲。はあ…そうですか…

選曲上限は良いとして、やはり課題曲がねえ…これまた厳しい。「Alexithymia(Hard)」はひろさんの得意譜面で、過去の都で本番一発でACを叩き出していたこともあるので、これが来たら非常に困る。「L7: Legion(Hard)」は、本棚Ⅱ唯一の未ACです。当然L5より難しい。

 

そして自選曲ですが、これに関してはある程度目星はつけていました。「Aragami(Hard)」同様、しっかり上から刺す譜面です。ということで自選は…

 

自選ボード

満を持して、「Elysian Volitation(Hard11)」です。

 

この譜面、収録経緯が少し特殊で、元々はDeemo用に書き下ろされた楽曲だったらしいですが、初収録は「CytusⅡ」でした。その後Rayark12周年だかなんだかの記念で突如として(最終アップデートが終わったはずの)Deemoに移植された楽曲です。

 

つまり、他のLv11と比べても収録が圧倒的に後の楽曲であり、やり込みが不十分である可能性があるわけです。ひろさんこの楽曲は流石に盲点だろ~読みでの選曲でした。

 

ちなみに、前述の「Aragami(Hard)」と「Elysian Volitation(Hard)」はほぼ同時に自選として決めたのですが、どっちの譜面をどっちの試合で投げるかについては、足立さんは「Elysian Volitation(Hard)」をそれなりにやり込んでいた気がしていた(元々はCytusⅡの楽曲だし)ので、ひろさんの方の試合で投げることにした、という感じです。

 

譜面に関して言うと、この「Elysian Volitation(Hard)」は道中こそLv11にしては弱めの配置が続きますが、終盤で見たことのないような異次元配置が降ってきます(以下の動画の2:26~2:34の地帯です)。

 

www.youtube.com

 

この地帯は、運指をガッツリ組んでおかないといけないのは勿論、ノーツ配置のいやらしさゆえに「Longinus(Hard)」と同様ミスハマりを起こしやすく、しかも配置が特殊なためリカバリーもかなり難しい、まさに凶悪なラス殺しと言えるでしょう。

 

自選として投げた時点では、残念なことにACは出ておらず1落ちという状態でしたが、何度か練習してそれなりに安定するようにはなっていました。

 

さて、気になるひろさんの選曲は…

 

 

「Ms.Velmuda and the Crystal Ark(Hard11)

 

 

…はい、正直予想通りでした。ひろさんこの譜面上手いもんね…

 

少し前にひろさんがこの譜面をACしたということを憶えていたので、高い確率で投げてくるだろうとは考えていました。しかし予想していたとはいえ、わざわざ対策まではしていません。実際これもLv11の中では十分難しい部類であり、他選対策としてやるには重たすぎます。

 

譜面としては、全体難といったところでしょうか。随所にコンボカッターが散りばめられています。自分はフルコンすらついていません…

 

そして課題曲は、ルーレットの結果「L7: Legion(Hard)」となりました。本試合の課題曲の中では一番マシですかね…まあ五十歩百歩感はありますが。さて、じゃあ課題曲からやりますか…

 

これまた微妙。

自分の中では11落ちはちょっと悪いかなあという感じでしたが、ひろさんもなんと同じく11落ちだったらしく、この時点ではドローという結果に。運が良かったです。中盤の縦連いまだによくわからん。

 

次はひろさんの自選「Ms.Velmuda and the Crystal Ark(Hard)」です。やりたくないよ~。

 

善戦

突発にしてはまあまあの結果です。なんとひろさんのスコア-9まで迫っていたようです。いやいや上出来よ。

 

というわけで、最後は自選の「Elysian Volitation(Hard)」です。9個差ならまだ全然逆転可能です。ひろさんラストでミスハマりしてくれ…!と願いつつ、プレイ開始。

 

どうして。

16落ちはやってしまったなあ…

 

サビまでACペースだったのに、サビ後半の縦連で謎の早グレを量産し、ラストの例の地帯では緊張のあまり運指を間違えてしまいました。あの地帯、自分が何を押しているのかを常に意識しないといけないので、本当に脳がおかしくなる。

 

さて気になるひろさんのスコアは…

 

 

1489/1500

 

 

????????????????????

 

 

なんでなん。突発でそのスコアは出ねえよ。あなたプレイ前にピンポイントでやってない的なこと言ってたじゃないの。

 

まさかの刺し返しです。完全に想定外でした。やっぱりひろさんの本番力は凄い。

 

集計結果

 最終的なスコアは14点差で負けです。今改めて見たら、自選の「Elysian Volitation(Hard)」で1落ち以下じゃないと勝てなかったようです。流石に本番一発で1落ちは厳しいって。

 

それでもなかなかに良い試合ができたと思います。ひろさん対戦ありがとうございました!(ひろさんも今回がラスト都らしいです。最後に対戦できて良かったです。)あと早く本棚Ⅲを買ってください。

 

 都19thのDeemo部門が早くも終わってしまいました。あっという間でしたね。最後に、これまでの都のDeemo部門で自分が投げた譜面を時系列順に載せておこうと思います。ちなみに選曲上限は基本的にほぼ全てLv11でした。

 

都12th

Aragami(Normal9)

Ray Of Sunshine(Hard9)

 

都13th

Are You Ready(Hard10)

 

都14th

Mistilteinn(Hard11)

Lost in the nowhere(Hard11)

 

都15th

Music(Hard9)

 

都16th

Dyslexia(Hard10)

 

都17th

Pure White(Hard10)

 

都18th

Scherzo -pain in rain-(Hard10)

 

都19th

Aragami(Hard11)

Elysian Volitation(Hard11)

 

こうして見返すと、昔はヤバ譜面や一発芸譜面を投げる傾向にあったのが、近年はわりとマトモ寄りになって、順当に得意譜面を投げてるという感じがします。まあ自分も丸くなったということでしょう、多分。

 

これにて都におけるDeemoの試合は全て終了です。悔いのない選曲ができたと思います。これまで対戦してくださった皆さん、ありがとうございました!

 

 

Deemo部門、終わり………?

 

 

第三試合:Arcaea(vs. N2 2/23 15:00~)

 日が変わって、Arcaeaの試合です。こちらも2試合ありますが、この日はその片方です。

 

対戦相手は、B4UTのN2さんです。過去にB4UTの代表も務められており、音ゲー地力が非常に高い方だという印象があります。Arcaeaの実力自体は同程度といったところでしょうか。

 

選曲上限と課題曲。

選曲上限は前回と同様11.3です。本当はこんな高難易度やりたくありません。Arcaeaの本質は低難易度だし、自分の適正難易度はLv3です。みんなもPST譜面、PRS譜面をやろう。

 

次に課題曲ですが、課題曲としては妥当な譜面が並んでいますね。まあBAN楽曲は見た瞬間即座に決まりましたが。

 

そして問題の自選曲、実は投げようと思っていた譜面が既に決まっていました。さらに、自分はN2さんをフレンド登録しており、スコア的にこの譜面を十分に詰めていないといことも把握済みでした。これならいける。

 

さて、そんなこんなで試合の時間。まずは課題曲の決定です。今回も前回と同様、「心理戦の心理抜き形式*5」がとられました。その結果…

 

 

あるしえBAN:cyanine(FTR)

N2さんBAN:ouroboros -twin stroke of the end-(FTR)

 

 

自分のBAN楽曲は、当然「cyanine(FTR)」です。こんなの一択ですよ。課題曲3つの中で一番ベストスコアが低いし、Lv10の皮を被ったLv10京であるということは、言うまでもありません。

 

一方のN2さんのBANは、「ouroboros 以下略(FTR)」でした。まあ正直「ouroboros(FTR)」と「World Vanquisher(FTR)」ならどちらでも良かったです。というよりも、「cyanine(FTR)」がダントツでやりたくなかったので…

 

ただ、Arcaeaに関しても、なかなか練習の時間が十分に取れなかったので、課題曲は全く触っていませんでした。まあ譜面自体はよく知ってるし、何とかなるやろ~という感じでした。それよりは、自選をしっかり練習したいという気持ちが強かったです。

 

というわけで、自選の発表です。選曲上限は11.3、ならばもうこれしかない!

 

自選ボード。下部の言葉は、識眼さんのストーリー内セリフより引用。

自信をもって得意と言える譜面、「Arghena(FTR11)」です。最後の都なので、やはり渾身の譜面を。

 

この譜面は収録して間もない頃に998まで出すことができ、しかもフルコンまでしている譜面です。一応これ11.3らしいですが、自分の中ではLv11最弱候補の一つだと思っています。まあ得意譜面は人それぞれですからね。

 

しかもこの譜面、フレンドランキングを確認した時に、N2さんは当時988くらいしか出しておらず、詰めていないのがバレバレでした。その点でも安心して投げることができました。今回の試合は合計点勝負なので、スコアに差をつける必要がありますからね。

 

そして、気になるN2さんの自選は…

 

 

「OMAKENO Stroke(BYD10)

 

 

 

 

ひょえええええええええええええええええええええええ(無限ひっくり返りに突入)

 

 

 

もう本当にありえん。予想外すぎるだろうがよ。なんでだよ。

 

よりにもよってBYD譜面からすっ飛んできました。しかもこの「OMAKENO Stroke(BYD)」は、解禁してちょっと触って以来、殆ど全くやっていませんでした。多分年単位でやっていないです。地味にこういうの結構多いんですよね。BYDはどうも好きになれない譜面が多い。逆に「lastendconductor(BYD)」と「Cybernecia Catharsis(BYD)」は、本当に素晴らしい神譜面なので、全Arcaeaプレイヤーは即刻解禁するように。こちらはやる価値しかありません。

 

兎にも角にも、譜面が出揃ったので、プレイ開始です。まずは課題曲の「World Vanquisher(FTR)」から。

 

なんとか。

一発で995近く出ていれば個人的には十分ですが、この実力帯だと結構危ないかもですね。結果的にN2さんが991だったので勝つことができました。まずは先制ですね。これは大きいです。

 

ちなみに、リザルトを見てわかるように、この譜面はミラーでプレイしました*6。自分はArcaeaの譜面はミラーをつけてプレイする譜面が一定数あります。「World Vanquisher(FTR)」は譜面内で左右ミラーになる配置が結構多いので、そこをミラーにしても意味ないんじゃないと思うかもしれませんが、左右の順番が変わるだけで指の運びやすさやノーツの押しやすさが全然変わったりします。

 

さて、お次は問題の「OMAKENO Stroke(BYD)」です。本当にやってなくてまずい。

 

「OMAKENO Stroke(BYD)」?「OMAKENO Stroke(BYD)」ってなんや?

耐え難い辛さから記憶が消えてしまっていたので、終始わちゃわちゃして何もできず。危うくEXすら下回るところでした…

 

N2さんはきちんとEX+まで乗せていますね。流石です。この譜面ノーツ数が少ないので、ミス一つの失点が大きいのも辛いところです。

 

これで課題曲の貯金が全て溶け、なんなら約3万点の差をつけられてしまいました。しかし、次は自選の「Arghena(FTR11)」です。この点差なら巻き返せるはず。そして…

 

大勝利

自選としての意地を見せ、約10万点の差をつけて勝利。流石にこの譜面で落とすわけにはいきませんでしたからね。あとおサボりは、咎め得。

 

 というわけで、最終結果は…

 

集計結果

約54,000点差をつけて勝利です。こうしてみると、互いに自選で大きく刺し合う結果になっています。こういうの、お互いの戦略がきちんと成功している感があって良いですね。実際、N2さんはこちらがゴリゴリの高難易度を投げてくるとは想定していなかったそうです。

 

対戦してくださったN2さん、ありがとうございました。めちゃくちゃ面白い試合でした!

 

 

第四試合:CytusⅡ(vs. MasterEve 2/23 16:40~)

 Arcaeaの試合が終わったのもつかの間、すぐにCytusⅡの試合です。

 

CytusⅡは一時期ハマっていましたが、今となっては都の時にだけ復帰している機種なので、やり込み度はDeemoやArcaeaと比べると圧倒的に少ないですね。

 

対戦相手はB4UTのMasterEveさんです。日々のお咎め*7やAOO杯*8などで交流のある方ですね。CytusⅡの実力は、当然自分よりも上です。MasterEveさんは自分と違って、ちゃんとCytusⅡをサボらずにプレイされている方なので...

 

選曲上限と課題曲。

選曲上限が...

15???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????

 

なんと最後にして、選曲上限がLv15になってしまいました。今までがずっとLv14だったので、本当に驚きました。完全に想定外です。15なんか何もできないよ~。

 

課題曲は全てLv14ですが、どれもあまりやったことがありません。強いて言えば、「Liberation(CHAOS)」は、過去の都のCytusⅡの試合で京音*9のいのっちさんに投げられたことがありますが、当時はこの譜面でボロクソにやられてしまったので、あまり良い思い出はありません。

 

課題曲ということもあり、改めて一回プレイしましたが、やはり何も分からなかったため、BAN楽曲はすぐに確定しました。CytusⅡの試合もArcaeaと同様「心理戦の心理抜き」形式だったため、一譜面は確定でやらずに済むというのはありがたいですね。

 

というわけで、残りの2つを練習することに、「Jakarta PROGRESSION(CHAOS)」は何とかMMまで出ましたが、「「妖怪録、我し来にけり。」(CHAOS)」はMMが出ませんでした。

 

さて、肝心の自選曲ですが、Lv14上限を想定していたのもあり、過去の都で投げ損ねた「Re:VeLΔTiØN~光道ト破壊ノ双白翼~(CHAOS)」を改めて投げるか~MMも出してるし~くらいに考えていたのですが、15が選曲可能なのか...そうか...

 

 

...せっかくだし、最後は「アレ」投げちゃうか。

 

 

そんなこんなで、試合の時間です。まずは課題曲の決定ですね。両者のBAN楽曲は...

 

 

あるしえBAN:Liberation(CHAOS)

MasterEveさんBAN:「妖怪録、我し来にけり。」(CHAOS)

 

 

よって、課題曲は「Jakarta PROGRESSION(CHAOS)」になりました。いやあ、アタリを引けて良かった。まだ戦えそうな譜面です。MasterEveさんは「Liberation(CHAOS)」をやりたがっていましたが、当然お断りです。

 

そして自選の発表です。自分が選んだのは...

 

自選ボード

Lv15なら、もうこれしかない!ということで、「CODE NAME : SIGMA(CHAOS15)」です。

というのもこの譜面、Lv15唯一のMMだからなんですね。昔めちゃくちゃやり込んで何とかひねり出したMMです。TPの自己ベストも99.78とかなり高めなので、15で投げるならこれしかありませんでした。

 

この譜面の最大の特徴と言えば、やはり中盤の高速地帯でしょう(以下の動画の0:35~0:54の地帯です)。

 

www.youtube.com

 

この地帯、配置自体は単純で規則性もありますが、いかんせん本当にスクロール速度が速く即座に反応するのも難しいので、一瞬でもリズムを崩すとすぐに内部グレを量産してしまいます。自分は何度もやっていたので指が勝手に動いてくれますが、ある程度憶えていないと厳しい配置だと思います。

 

しかしながら、この譜面を投げるうえで、大きな懸念点もありました。それは対戦相手のMasterEveさんがこのCytusⅡの運営だということです。実力調査フォーム内に、「最高MM難易度とその中で最も難しいと思う譜面」を記入する欄があったのですが、自分は当然そこには「CODE NAME : SIGMA(CHAOS)」を記入していました。なので、運営のMasterEveさんには初めからこの譜面の存在が筒抜けだったんですね。まあ幸い、対策まではされていなかったようなので良かったです。

 

さて、対するMasterEveさんの自選曲は...

 

 

「Climax(CHAOS15)

 

 

なんとまさかの「CHUNITHM」パックからの楽曲です。いや確かに持ってるけどさ。

 

自分は「CHUNITHM」パックを「光線チューニング」モクで購入し、「光線チューニング」だけを永遠とプレイしていたので、他の楽曲は全く眼中にありませんでした。ゆえに楽曲自体はよく知ってはいますが、完全に未プレイです。あと全人類「光線チューニング」を聴きましょう。神曲なので。

 

まあ元々他選を取れるとは思っていなかったので、知っている楽曲が来ただけマシと考えましょう。譜面も出揃ったので、試合開始です。まずは課題曲の「Jakarta PROGRESSION(CHAOS)」から。

 

ちょい微妙。

TP自体は99%を超えましたが、結果としてはあまりよろしくはないです。終盤のラッシュで大量に内部グレを出してしまいました。リズム自体は楽しいですけどね。一方のMasterEveさんは99.79%、しっかり対策されています。参りました。

 

次はMasterEveさんの自選の「Climax(CHAOS)」です。さて、どんな譜面が降ってくるんだ...

 

ちーん。

初見のLv15なんか、当然まともにできるはずもなく。むしろ初見で97%乗ったら良い方でしょう。特に所々に現れる8の字Dragでミスを多く出してしまいました。「Blow my mind(CHAOS)」にも似たような配置がありますが、ああいう大きく動くDragはなかなか慣れません。

 

「Climax(CHAOS)」でかなり点差をつけられてしまいました。次は自選の「CODE NAME : SIGMA(CHAOS)」ですが、正直MasterEveさんの実力なら、勝つことはできても点差はそこまでつかないだろうと考えていました。せめて最後に自分の納得のいくスコアを出したいと思いつつ、プレイ開始。すると...

 

奇跡

ハ????????????????????????????

 

なんと、本番一発で再MMが出ました。自分が一番驚いています。昔初MMを出して以来2回目です。練習では1回も出なかったのに。

 

TPも99.70%で相当上振れていますね。謎の本番力。最後に自選としての意地を見せることができました。

 

しかしながら、お相手のMasterEveさんも98.44%、案の定結構耐えられました。

 

集計結果

 ということで、最終結果はTP合計で負けです。純粋にMasterEveさんが全体通して安定感がありお上手でしたね。スコア的には「Climax(CHAOS)」できちんとぶっ刺されました。対戦ありがとうございました!

 

ちなみに、今回の対戦相手のMasterEveさんもオンライン都の振り返り記事を書かれています。よければこちらもどうぞ。自選の選曲経緯とかが書かれています。

 

mastereve.hatenablog.com

 

 

 CytusⅡの試合は、都15thから開催されましたが、あまりやってないとはいえ、なんだかんだで毎回参加していましたね。こちらもDeemo同様、歴代の自選を載せておきます。

 

都15th

99Glooms(CHAOS14)

 

都16th

Sovereign(CHAOS14)

 

都17th

Mammal(CHAOS14)

 

都18th

:͟͝͞Ⅱ́̕(CHAOS14)

 

都19th

CODE NAME : SIGMA(CHAOS15)

 

都18th以外は、あまりにも順当な選曲ではないでしょうか。まあ、単純に自分がCytusⅡを十分やっておらず、知らない譜面が多いだけというのが、理由として大きいと思います。

 

逆に、CytusⅡはDeemoやArcaeaとは違い、あまり深く考えずに純粋に好きな楽曲、好きな譜面で試合ができたとも言えるのではないでしょうか。こういう機種が1つくらいあっても良いと思います(まあ結果論ですが)。

 

これにて都のCytusⅡの試合は全て終了です。どの試合も非常に楽しんでプレイできたと思います。対戦してくださった方々、ありがとうございました!

 

 

第五試合:Arcaea(vs. コーラ 2/24 14:40~)

 Arcaeaの試合2つ目です。オンライン都もこれが最後ですね。

 

対戦相手は京音所属のコーラさんだったのですが…

 

 

なんで????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????

 

実力調査の時点では、同じくらいのポテンシャルだったはずなのですが、その後ありえないスピードで実力を伸ばし、何故か試合直前にポテンシャル13に到達していました。いやおめでたいけどさ。本当にどういうこと?俺この人と対戦せなあかんの?

 

流石にこれは想定外とかいうレベルではありません。マッチングを組んだ運営の方は、何も悪くありません。こんなの予想できるわけがないので…

 

選曲上限と課題曲。

 

まあ嘆いてもどうしようもないので、課題曲と自選曲を考えます。

 

選曲上限は、こちらも11.3ですね。課題曲は…なるほどなあという感じです。この辺りが課題曲として選ばれるのも、まあ分からんでもないです。良い選曲センスだと思います。

 

そして肝心の自選ですが、最後に相応しい選曲として、結構前からずっと取っておいた譜面がありました。これが自分にとってのオンライン都最終試合です。これで最後を締め括ります。

 

試合当日、まずは課題曲の決定です。両者のBAN楽曲は…

 

 

あるしえBAN:Last Celebrarion(FTR)

コーラさんBAN:PRIMITIVE LIGHTS(FTR)

 

 

というわけで、自分のBAN楽曲は「Last Celebrarion(FTR)」です。

 

一般的に考えれば、あの3曲だと一番残りそうな譜面ではあります。この譜面は楽曲の速度自体は早いものの、配置自体は他2譜面と比較すると単純なものが多く、純粋な地力がものを言う譜面だと思います。

 

だからこそBANしたんですね。前述の通り、お相手は爆速でポテンシャル13に到達したバケモン(失礼)です。純粋な実力や本番力で敵うはずがありません。さらに、自分が単純に後半のラッシュが苦手というのもあり、正直BANにするならこの譜面しか選択肢がありませんでした。

 

一方、コーラさんのBAN楽曲は、「PRIMITIVE LIGHTS(FTR)」でした。流石に「Last Celebrarion(FTR)」が被るとは思っていなかったので、どっちかだろうなあと考えていました。まあ一発勝負なら「PRIMITIVE LIGHTS(FTR)」より「NULL APOPHENIA(FTR)」の方がまだ可能性があったので、最終的にこちらが残って良かったです。

 

さて、次は互いの自選発表です。オンライン都の最後を飾る、こちらの自選は…

 

自選ボード
左上の文章は、イントロ部分の歌詞から引用。

 

「Testify(FTR10+)」です。やはり最後に投げるなら、コレしかないでしょう。

 

譜面自体は特筆すべき超難所というような配置はないのですが、逆に言い換えるとどこを取っても非常に難しく、任意の箇所でコンボが切れたりFARが出たりする譜面です。しっかり上からぶん殴る譜面としても、申し分ないです。

 

またこの譜面、実は過去に一度投げようと思ったことがあったのですが、その時は自分より先に行われた試合で、別の人が先に「Testify(FTR)」を投げており、譜面が被るのも面白くないだろうということで、その時は結局別の譜面に変更してしまいました。なので今回改めて投げようとしていたのですが…

 

今回の自分の試合の、一つ前の試合の自選発表。

 

なんと、自分の直前の試合、frogamaさん対ほげーたさんの試合で「Testify(FTR)」が先に投げられてしまいました。なんと今回も他の人と被ってしまいました…しかも直前に…。さりげなく「バケモン」スタンプを押していますが、自分この後同じ譜面を投げるんだよなあ…

 

前回は自選を変える時間的余裕があったのですが、今回はそんな時間ありませんし、そもそも自選ボードを既に作ってしまっていたので、ややインパクトが欠けてしまいますが、このまま行くことにしました。まあこればかりは仕方ないですね。

 

さて、気になるコーラさんの自選は…

 

コーラさんの自選ボード。イラストを描いていて凄い。

 

またお前かよ。

 

 

コーラさんが投げてきたのは「Aegleseeker(FTR11)」でした。

 

またお前かよ、と言いましたが何故かというと、前回の都18thでも京音のGrassyKusaさんから「Aegleseeker(FTR)」を投げられていたんですね。もうやりたくねえよ。

 

とは言ったものの、実際のところ他選で「Aegleseeker(FTR)」が投げられるのは予想していました。

 

N2さんの試合の時と同様、コーラさんもフレンド登録しており、たまに最終プレイ履歴を見た際に、コーラさんの最終プレイが「Aegleseeker(FTR)」になっていたことが何度かありました。なので、この譜面が高い確率で投げられるだろうとは思っていたのです。とはいえ、自選の練習で手一杯だったので、何も対策はしていません…

 

さて、譜面も出揃ったことなので、試合開始です。まずは課題曲の「NULL APOPHENIA(FTR)」から。

 

泣いちゃった。

 

相変わらず、本番に弱い。

 

直前に一回プレイした時は997くらい出ていたので、まあ大丈夫だろうと思っていたのですが、やはり本番一発勝負となるとダメですね…。一方のコーラさんは995。流石です。

 

さて、次はコーラさん自選の「Aegleseeker(FTR)」です。はあ。

 

ちーん。

 

前回から、何も成長していない…。久々とは言え、せめて990は乗せようよ。

 

中盤で結構な押し外しが発生し、その後も上手く立て直すことができずに、大差で負けてしまいました。まあそれ抜きにしても、一発998は誰も勝てんって(ちなみに、この譜面もミラー派です)。

 

残すは自選の「Testify(FTR)」です。既にかなりの点差をつけられておりほぼ負け確定ですが、自分のオンライン都の最後を締めましょう。

 

最後まで、俺は弱い。

 

まあ正直こうなるとは思っていました。992はやはり自選としては弱いですね。特段大きなミスはなかったのですが、ポロポロとあちこちで細かいミスが出てしまい、無事巻き返されてしまいました。

 

集計結果


 最終結果は、約16万点の大差でコーラさんの勝利です。やはりポテンシャル13の実力は本物でしたね。安定感が違います。

 

最後の試合で不甲斐ない結果を出してしまったのは残念ですが、それでもやれることは全てやれたと思います。「Testify(FTR)」を投げて終わることができたので、悔いは全くないです。コーラさん対戦ありがとうございました!

 

 

 Arcaea部門はDeemo部門と同様、都12thからずっと欠かさず参加し、非常に多くの方と対戦させていただきました。Arcaeaでも最後にこれまでの自選を振り返ってみたいと思います。

 

都12th

dropdead(PRS9)

 

都13th

AttraqtiA(FTR10)

 

都14th

Got hive of Ra(FTR9+)

 

都15th

qualia -ideaesthesia-(BYD9+)

dropdead(FTR8)

 

都16th

Infinite Strife,(BYD10+)

 

都17th

Trap Crow(FTR9+)

 

都18th

LAMIA(FTR10+)

 

都19th

Arghena(FTR11)

Testify(FTR10+)

 

やはりDeemoと同じく、昔はボケ譜面を好んで投げていましたが、最近の試合は順当に上から殴る選曲が多いですね。まあネタ切れというのもありそうですが。Lv7以下も選曲可能にしませんか?

 

Arcaeaは少し前からもう完全に低難易度オタクになってしまい、新曲追加時くらいしかLv10以上の譜面を触らなくなってしまいました。ワールドモードでのパートナーのレベル上げでは、PST譜面とPRS譜面ばっかりやっています。やはり長い間やっていると、Deemoと同様行きつく先は低難易度なんですね。みんなもPST譜面の理論値埋めとPRS譜面のPM埋めをやろう。楽しいよ。

 

とまあ、Arcaea老人の御託もそこそこに、これにて全てのArcaea部門、そして全てのオンライン都は終了です。都12thから計8回、これまで対戦してくださった皆さん、ありがとうございました!

 

 

  • (前編)おわりに

 とりあえず、オンライン都の分は振り返りました。この時点で16,000字超えです。

 

このままオフライン都に突入しようとも考えたのですが、そうなると文字数が間違いなくとんでもないことになりそうだったので、一旦ここまでを前編として、区切ろうと思います(実際、Twitterでアンケートを取ったら、前編後編分けてほしいという意見が7割を占めていました)。

 

文字数が多くなると、単純にブログのサイズが大きくなりすぎて閲覧しづらくなるという弊害もあるので、そういう点でも分けた方が良いでしょう。

 

というわけで、オフライン都は後編に回します。できれば4月中には公開したいなあというお気持ちですが、どうなるかはわかりません。また、オンライン都全体の感想は、後編の「おわりに」の部分にオフライン都とまとめて書こうと思います。(待っている人がどれくらいいるかわかりませんが、)気長にお待ちいただけると幸いです。

 

 以下、オンライン都本編とは関係ありませんが、オマケです。

 

 

  • オマケ

エキシビションマッチ:Deemo(vs. ぐると, 足立, ひろ 3/2 18:00~)

 オンライン都が終わった後日、今回Deemo部門に参加できなかった、B4UTのぐるとさんから、Deemoの場外乱闘をしたいという提案がなされました。

 

自分が今回対戦した足立さんとひろさんも参加する形になり、4つ巴のエキシビションマッチが開催されることに。ぐるとさんとは最後に一度対戦しておきたいと思っていたので、嬉しいですね。

 

試合形式としては、4人がそれぞれ自選曲を投げ、4人同時にプレイしてCharming Hits数を競うという感じになりました。

 

特に選曲上限や課題曲がない試合です。都本番ではLv11を投げたし、流石に今回は高難易度はやめて、自分らしい選曲をしようかな~。

 

というわけで試合当日、各々の自選は…

 

あるしえ自選:

Frozen Emotion(Hard9)

 

ぐるとさん自選:

Entrance(Hard10)

 

足立さん自選:

MagiCatz(Hard11)

 

ひろさん自選:

Nyanya no Uta(Hard10)

 

いや、下2つ。なんですかこの選曲は。両方ヤバい猫じゃねえか。

 

簡単に各譜面について触れておくと、自選の「Frozen Emotion(Hard)」は、自分の得意譜面の一つで、何度もACを出しています。特徴というと、やはり2回のダブステップ地帯ですね(以下の動画の0:42~1:06と1:43~2:07の地帯です)。ここができるかどうかで全てが決まる譜面です。

 

www.youtube.com

 

ぐるとさん自選の譜面は、「Entrance(Hard)」です。これはDeemoをやっている方であれば、説明不要だと思います。恐らくDeemoで誰もが最初にプレイするLv10ではないでしょうか。まさにLv10の「入口」的な存在と言えるでしょう。

 

ちなみに選曲理由としては、ぐるとさんが初めてACしたLv10の譜面だということで、今回選んだそうです。思い入れがある譜面なのでしょう。良い話です。

 

次に足立さん自選の「MagiCatz(Hard)」、元Lv10の問題児ですね。全体的にリズムが難しく、特に所々に入ってくる同時押し交じりの微縦連が本当に厄介な譜面です。自分は何とかACを出しましたが、昔は本当に苦手でした(今でも別に得意ではありません)。

 

最後にひろさんの自選「Nyanya no Uta(Hard)」ですが、これはもう本当にボケです。いつまでLv10に居座るつもりでしょうか。全体的にだいぶややこしい配置が続くのですが、終盤のラスサビは特にありえない配置をしており、ACはおろかフルコンですら達成するのが非常に困難な、Lv10最強格の譜面です。

 

というわけで、場外乱闘開始です。まずは自選の「Frozen Emotion(Hard)」から。

 

おへた。

 

かなりやり込んでいる譜面なので、1発ACして当たり前のはずだったのですが、やはり対戦となると緊張してしょうもないグレを出してしまいました。結果的には、4人の中では一番Charming Hits数は多かったのですが、ちょっと残念。

 

さて、次は足立さん自選の「MagiCatz(Hard)」です。久々だしどうせ事故るだろうなあ…

 

うっま。

 

どうした急に。突発で2グレフルコンは上手すぎだろ。

 

流石に自分でもびっくりしました。しかもこの2グレも序盤のそこまで難しくない配置で出してしまったものなので、ワンチャン再ACがあったかもしれません。何故か他選を刺し返す形になり、これも全体1位のスコアでした。

 

3曲目はぐるとさん自選の「Entrance(Hard)」です。そこまで難しい譜面ではないため1つのミスが命取りですが、果たして。

 

ログインボーナス

 

またお前は勿体ないミスをする。難所でもなんでもないイントロで1グレが出てしまいました。一方、ぐるとさんとひろさんはちゃんとACしていました。できるはずの譜面できちんとスコアを出せないのは、自分の悪いところですね…

 

最後はひろさん自選の「Nyanya no Uta(Hard)」です。拷問が始まる…

 

案外耐えた。

 

思ったよりもグレ数は少なく済み、なんならひろさんと同点でした。11個なら頑張った方ですね。それはそれとして、ラスサビどうにかなりませんか。押せません。

 

4つの譜面をプレイし、その結果…

 

集計結果

 

何とか1位を取ることができました…。こうして見ると、結構僅差ですね(集計シートは、恐らくひろさんが作ってくれました。ありがとうございます)。

 

全体を通して、そこそこ高いスコアを安定して出せていたのが良かったです。自分は、一つの譜面をやり込むことはあまりせずに、色々な譜面を広く触るタイプの人間なので、今回はそれが幸いして、全体的にどれも事故ることなく済んだということでしょうか(適当に言ってるだけです)。

 

4人で対戦するというのは初めてだったので、非常に面白かったです。ぐるとさん、足立さん、ひろさん、対戦ありがとうございました。またどこかでDeemoの勝負しましょう!次はAnother Katharsis(Hard9)でも投げます。

 

 

以上、オマケでした。

 

*1:この記事が公開されている頃には、もうKoBeatを引退していますが…

*2:簡単に言うと、東大・京大・阪大・神大の4つの大学の音ゲーサークルが一堂に会して行われる音ゲー交流会のこと。年に2回開催され、今回で19回目。

*3:阪大の音ゲーサークルの名称。

*4:東大の音ゲーサークルの名称。

*5:プレイヤーがお互いBANする楽曲を同時に発表し、BANが被らなければ残った楽曲が課題曲になり、BANが被ればその被った楽曲を除いた他2曲からルーレットで決まる、という形式。

*6:パートナーの「対立(サマー)」のスキルが譜面のミラー化。

*7:

grguruto.hatenablog.com

*8:前述のお咎め鯖で過去に何度か開催された、Arcaeaの交流会のこと。

*9:京大の音ゲーサークルの名称。

兵庫県内+αのオススメの博物館紹介

 

 この記事は𝓞𝓾𝓬𝓱𝓲 𝓞𝓽𝓸𝓰𝓪𝓶𝓮 𝓐𝓭𝓿𝓮𝓷𝓽 𝓒𝓪𝓵𝓮𝓷𝓭𝓪𝓻 2023 12/21の記事です。他の方々の記事はこちら

 

 

はじめに

 皆さん、こんにちは。神戸大学音ゲーサークルKoBeat所属のあるしえと申します。

 

 さて、本日の記事は、音ゲーとは全く関係のない、あるしえオススメの博物館について、徒然なるままに書いていこうと思います。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

うるせえ音ゲーの話をしろ!という方は、以前書いた、以下の記事でも読んでください(宣伝も兼ねています)。

 

arce1030.hatenablog.com

 

というわけで、博物館を色々と紹介していくわけですが、厳密には博物館ではないような施設もいくつか紹介していきます。まあ「個人的に面白かった、博物館っぽい施設」くらいの感じでの紹介になりますね。

 

また、あくまでも軽い趣味で適当に博物館を訪れているという程度なので、全然まだ行けていない博物館も多々あります。そのため、この博物館がないとか、有名どころが抜けているとか、そういった点も出てくるかと思います。

 

それと、博物館内の写真は、基本的にないです。館内の写真を公の場でむやみに公開するのは、あまり良くないと思うので…(外観の写真等は自分で撮影したものもあります。)

 

以上の点、予めご了承ください。まあ色々言いましたが、気楽に読んでください。

 

こういうパンフレットや入場券は、結構とっておく派です。これでも結構貰い忘れているものが多いです。
一部全然関係ないのも混じっていますが…

 

兵庫県

 まずは、兵庫県内の博物館を、つらつらと書いていきます。順番はほぼ適当です。

 

兵庫県人と自然の博物館

 

www.hitohaku.jp

 

 兵庫県内一つ目は、「兵庫県人と自然の博物館(通称:ひとはく)」です。

 

外観

 

実は、一つ目にこの博物館を選んだのには理由があり、個人的にこの博物館は、最も思い入れのある博物館だからなんですね。

 

というのも、自分は大学の学部時代に、「学芸員*1」の資格を取っており、それを取得するための最後のカリキュラムとして「博物館実習」という単位があったのですが、その際の実習先として選んだ博物館です。まあ、この辺の話を長々としても仕方ないので、話を戻します。

 

場所は、兵庫県三田市という、神戸市の北側にある市にあります。神戸三宮からだと、電車でやや時間が掛かりますが、駅からは徒歩ですぐなので、アクセス自体は良いです。

 

兵庫県人と自然の博物館HPより

 

 博物館というと、大きく分けて「人文科学系」と「自然科学系」の二種類があります。基本的には博物館というと、そのどちらかに分類されがちなのですが、この「ひとはく」は、その両方の兼ね備えた博物館だと、個人的には思っています。

 

まあメインは自然科学系の内容なのですが、郷土史的な内容の展示も非常に多く、文系理系問わず、非常に楽しめる場所だと思います。

 

また、博物館の規模も非常に大きいです。4階建てで、1-3階が常設展示で、4階では色々な催し物をやっています。

 

兵庫県人と自然の博物館HPより
分かりにくいけど、本当に大きい。

 

常設展示では、兵庫県の自然や、それに伴う人々の暮らしや文化に関する風土的な展示に始まり、兵庫ということで、1995年に発生した「兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)」に関するパネル説明もありましたね。

 

他にも、地層の剝ぎ取りや、化石や岩石、鉱物の展示、さらには地球の構造に関するパネル展示まで、本当に幅広い展示がされていました。この辺は、地球科学に興味がある人にはたまらないと思います。

 

あとは、地域連携もしっかりしている博物館だと思います。自分が行ったときは、近くの高校生によるポスター展示が貼られていたり、とにかく地域に着目した展示が多かったです。こういう展示が多くみられるのは、本当に良いですね。

 

「ひとはく」から少し北に行ったところにある山「有馬富士」からの景色。
「ひとはく」は地域の里山保全共生を目指している。

 

 展示の量が非常に多いため、しっかり見て回ろうと思ったら、多分3-4時間は必要だと思いますね。それくらい展示が充実しています。個人的に非常にオススメの博物館です。皆さんもぜひ一度足を運んでいただければと思います。

 

 

バンドー神戸青少年科学館

 

www.kobe-kagakukan.jp

 

 次に紹介するのは、「バンドー神戸青少年科学館(以下、バンドー)」です。

 

バンドー神戸青少年科学館HPより
外観

 

この博物館は、正式には「神戸市立青少年科学館」というそうですが、「バンドー化学株式会社」という、神戸で創業した製品メーカー会社が提携かなんかしているそうで、この愛称で呼ばれています。詳しくは自分も知りません。

 

「バンドー」は、「ポートアイランド」と呼ばれる、神戸三宮の南側に位置する人工島にある施設で、「ポートライナー」という公共交通機関に乗って行くことができます。駅からは徒歩数分なので、アクセスは良いです。

 

 さて、この博物館は、個人的には神戸の科学館と言えばココ!というような博物館です。皆さんが想像するような科学館が、そのまま体現されたような場所です。

 

身の回りの物理や化学に関する現象から、情報、宇宙、生命など、非常に幅広い分野を網羅しています。見て回っていて全く飽きないですね。大きく分けて、6つも展示室があります。なかなかのボリューム。

 

また、科学館と言えば、やっぱりアレですよね、プラネタリウムですね。これもあります。市内唯一だそうです。

 

 あと何より、個人的に特筆すべきなのが、「体験型展示」の多さですね。博物館というと、資料が展示されていて、それを観覧するというスタイルが普通かもしれませんが、「バンドー」は、「実際に動かしてみよう、やってみよう」的な体験をさせてくれる展示が非常に多かったです。

 

こういうのが多いのは良いですよね。やっぱり科学系の説明って、どうしてもイメージしづらい部分もあるので、実際に見たり動かしたり、「遊び」ながら学ぶことができるというのは、大変魅力的に感じます。

 

実際、自分が行った時も、親子連れで来ている方が多かったです。小さい子供でも十分楽しむことができるということなんでしょうね。結構ワイワイしていました。

 

 「The 科学館」と言えるような、科学に関する様々な内容が体験しながら楽しめる「バンドー神戸青少年科学館」、ガッツリ科学に触れたいという方には、是非オススメしたいです。

 

 

明石市立天文科学館

 

www.am12.jp

 

 次に紹介するのは、「明石市立天文科学館」です。

 

外観

 

場所は、JR明石駅から、徒歩で15分くらいです。割と住宅街の中を突っ切った記憶があります。なんか山陽電車でより近い駅があるそうですが、こちらは乗ったことがないので知りません。

 

 さてこの科学館、「天文」とついているので当然宇宙に関する展示が多いのですが、それ以外にも注目すべき展示があります。

 

皆さん、明石市といえば、何を思い浮かべますか?

 

 

そうですね。東経135度、日本の標準時子午線が通っている市として有名ですよね。

 

なんとこの科学館、その標準時子午線の上を通るように建てられています。というわけで、ここでは天文の他にも、「時間」をテーマにした展示も数多く行われています。こういうその場所ならではの展示がされているのは、なかなか興味深いですよね。プラネタリウムもあります。

 

展示内容としては、時計や望遠鏡など、天文と時の両方に関する展示やその両方を絡めたような展示が多かったです。隕石の展示もありましたね。自分が訪れた時は、特別展として、「天体写真展」という、その名の通り様々な天体の写真が飾られたスペースがありました。

 

 そして、個人的に非常に良かったのが、この科学館、展望台があるんですね。回廊のようになっていて、360度見て回ることができます。

 

展望台からの景色。
奥に見えるのが、明石海峡大橋

 

 あと、これはあまり関係ないですが、自分が訪れた際に、地域の中学生によって作成された、手作り感満載のキャプション*2が貼ってあったのが印象的でした。

 

実はこれ、「トライやる・ウィーク」と呼ばれる、兵庫県の中学生が行う職場体験的な活動なんですね。自分も神戸に住むようになってから初めてこの名称を知りました。恐らくこの科学館でも生徒を受け入れていて、その一環で作成したものなのだと思います。

 

実際に博物館の学芸員が、どのようなことをやっているのか、その一端を地元中学生に知ってもらえる、そしてその成果を一般の人にも見てもらえるというのは、大変良いですよね。こういう受け入れは、是非他の博物館でもやってほしいです。

 

 天文、そして時間に関する展示が多くなされている科学館です。興味のある方は是非訪れてみてください。

 

これは帰りに食べた明石焼き

 

 

玄武洞ミュージアム

 

genbudo-museum.jp

 

 次に紹介するのは、「玄武洞ミュージアム」です。

 

この博物館は「玄武洞」と呼ばれる、国の天然記念物に指定されている公園にちなんだ施設です。

 

 まず、この「玄武洞」について、簡単に説明したいと思います。「玄武洞」とは、昔の火山活動によって流れ出したマグマが冷えて固まった際に、規則正しい六角形の割れ目(柱状節理)ができ、それが洞の形で残ったものです。「玄武岩」の名前の由来となった場所だそうです。細かい説明は面倒なので、気になる方は、ウィキでも読んでください。

 

玄武洞公園

 

自分がここに訪れたのは3年以上前で、当時同じ学科の友人たちにドライブに行こうと誘われ、レンタカーに乗って訪れたのが、この場所でした。大迫力でしたね。

 

ただ、問題は場所でした。この玄武洞兵庫県のかなり北の方にあり、神戸から車で数時間は掛かりました。かなり遠かったです…

 

Wikipediaより
本当に遠かった。

 

一応電車でも行くことはできますが、駅と玄武洞がそれぞれ川の対岸にあり、なんか渡し船を事前に予約するらしいです(そもそも電車でもめちゃくちゃ遠い)。

 

駅と玄武洞の間を、川が見事にぶった切っている。悲しい。

 

玄武洞ミュージアム」の駐車場から撮った写真。
多分、対岸に駅がある。

 

 さて、この「玄武洞ミュージアム」ですが、当然ながら「玄武洞」に関する展示がメインですね。玄武洞の誕生から、発見、その後の調査結果などを詳しく知ることができます。

 

玄武洞ミュージアムHPより
外観

 

この博物館は2階建てで、1階には、岩石や地質に関する展示が豊富です。玄武岩のできかたや、日本列島の形成に関する展示も多くありましたし、前述の柱状節理も展示されていました。2階は、鉱物や化石の展示が多くなされています。

 

当時自分がこういう地質系の分野に興味を持っていたこともあり、非常に面白かったです。まさに、地質・岩石系の内容に特化した博物館という感じです。

 

 地質系に興味のある方は、大変楽しめると思います。神戸からは遠いですが、オススメの博物館です。

 

 

 ここからは余談ですが、この玄武洞、すぐそこ(玄武洞駅から一駅)に城崎温泉があり、「玄武洞ミュージアム」を出た後に、友人たちと少し散策しました。

 

ええねえ。

 

あと、なんかロープウェイで山の上の方にある展望台に行けるということだったので、行ってみました。

 

城崎温泉の町並みを一望。
奥には日本海が見える。

 

玄武洞ミュージアム」に行った際は、是非城崎温泉の方にも足を運んでみてはいかがでしょうか(普通は逆かも)。

 

 

野島断層保存館

 

www.nojima-danso.co.jp

 

 次に紹介するのは、「(北淡震災記念公園)野島断層保存館」です。

 

外観

 

この施設は、「野島断層」と呼ばれる、1995年の「兵庫県南部地震」によって、兵庫県淡路市の北西部に現れた巨大な断層を、現物そのままで保存しているという、非常に貴重な展示がなされています。

 

自分がこの施設を訪れたのは、実は趣味で来たわけではなく、学科の実習で来る機会があったからなんですね。行くと決まった時から大変楽しみでした。

 

場所は淡路市ということで、当然淡路島です。当時は現地集合だったので、学科の友人たちと車で行きました。なんか船で来たという人もいましたね。

 

野島断層保存館HPより

 

 さて、この保存館、目玉は何と言っても生の断層です。

 

間近で断層を見ることができて、断層断面のズレによる境界がくっきりと見えていたのが印象的でした。もちろん断面だけではなく、断層によって生じた地表面の様々な変形も見ることができます。こればかりは、是非とも現地で見てほしいですね。

 

断層以外にも、「メモリアルハウス」という、断層にすぐそばに残っていた家を公開しています。中に入ることもできて、当時の地震による家具の倒壊が再現されていました。

 

他には、「震災体験館」というものもあり、その中で実際に揺れを感じることのできる体験コーナーがありました。確か「兵庫県南部地震」と2011年の「東北地方太平洋沖地震」の2つの揺れを体験することができて、本来ならその揺れ方の違いとかを体感することができるのですが、HPによると、今(2023/12/18時点)は、機械の故障でやっていないみたいです。

 

 「兵庫県南部地震」を地質学的な観点から知るうえで、この上なくベストな施設だと思います。皆さんにも是非訪れていただきたいです。

 

 

人と防災未来センター

 

www.dri.ne.jp

 

 次に紹介するのは、「兵庫県南部地震」繋がりで、「人と防災未来センター」です。

 

外観

 

前述の「野島断層保存館」は、主に野島断層やそれに関連した地質的な内容が多いのですが、こちらは、「阪神・淡路大震災」そのものにフォーカスした、まさに震災の経験や教訓を後世に残すための施設と言えるでしょう。

 

神戸に住んでいる身としては、やはり一度は訪れておくべき施設だなと思い、今年2023年の春に赴きました。

 

場所は、最寄駅からでも徒歩10分程度と、やや歩きます。自分は神戸三宮から歩いたので、かなり掛かりましたが、まあ気候的にちょうどいい散歩になりましたね。

 

人と防災未来センターHPより

 

 この施設、「阪神・淡路大震災」に焦点を当てた施設なので、館内には当時の資料や映像、そして防災・減災に関する展示がたくさんありました。

 

観覧は順路が決まっていて、まずエレベーターで4階に上がったら、大きなホールで巨大な映像や音響で、当時の震災の疑似体験映像が流れます。なかなかの迫力でした。

 

その後は、震災後の町並みを再現した通路を通って、次はまた映画館みたいな大きいホールで、震災からの復興をテーマにしたドラマを視聴しました。

 

これらを見終わったら、3階に移動して、当時の資料や体験談、復興までの過程に関する展示を見ていくという感じでした。個人的にこのフロアが、この施設の一番重要なフロアだと思います。

 

2階では、防災・減災に向けた取り組みに関する展示や、ワークショップなどが行われるスペースがありました。

 

 また、この「人と防災未来センター」、外観写真からもわかるように、2つの館で構成されています。

 

これまで紹介してきたのは「西館」なのですが、2階の連絡通路から「東館」に移動することができて、こちらの館では、主に体験型の展示がなされており、実際に体験しながら、遊びながら、震災について学ぶことができる空間となっています。特に子供なんかが、楽しみながら学ぶことができるような、そんな場所でした。

 

 「阪神・淡路大震災」は自分は直接体験したわけではありませんが、やはり当時の資料や映像などを見ると、色々と考えされられます。やはり地震大国の日本に住んでいる身として、地震による震災がどのようなものだったのかを知ることは、非常に意味のある、大切なことだと、改めて気づくことができたと思います。

 

阪神・淡路大震災」を知る場所として、一度は訪れてほしい施設ですね。皆さんも是非訪れて、震災の悲惨さ、恐ろしさを追体験してもらえればと思います。

 

 ちなみに、神戸三宮から少し西に行ったところにある「メリケンパーク*3」という場所に、震災によって被害を受けた波止場が保存されている、「神戸港震災メモリアルパーク」という場所があります。写真の展示もあります。こちらも是非行ってみてください。

 

 

 

 また少し余談ですが、この「人と防災未来センター」、海沿いに建っており、その近くには、遊歩道があります。神戸三宮で音ゲーをした後、いつもは電車で帰るのですが、天気が良く気温もちょうど良ければ、たまにこの辺を歩いて帰ることがあります。非常に気持ちいいです。オススメのお散歩スポットです。

 

海沿いなので、景色も良い。

 

また、「人と防災未来センター」のすぐそばに、「兵庫県立美術館」もあります。自分はその時はついでに寄ったのですが、こちらも大変面白かったです。今回は「兵庫県立美術館」の紹介はしませんが、こちらも併せて、セットで訪れるのも良いかもしれませんね。

 

 

神戸市立博物館

 

www.kobecitymuseum.jp

 

 次に紹介するのは、「神戸市立博物館」です。

 

外観、というか入口。

神戸市立博物館HPより

 

いや、名前的にもっと序盤で出すべきだろという方もいるかもしれませんが、順番は適当なので、このタイミングになりました。まあ強いて言えば、自然科学系の博物館を先に紹介したかったというのはあります。

 

場所は神戸三宮の市街地にあり、駅から歩いていくことができます。建物そのものが結構特徴的なので、非常に分かりやすいです。

 

神戸市立博物館HPより

 

 さてこの博物館、これまで紹介してきた自然科学系の博物館ではなく、郷土歴史系の博物館と言うべきでしょう。神戸の歴史を学ぶための博物館ですね。

 

常設展示は1階と2階に分かれていて、1階は神戸の歴史に関する資料や説明などを時系列に沿って展示しており、2階は歴史的価値のある史料が色々と展示されているそうです。1階は無料で観覧できます。

 

自分が行ったときは、1階しか回らなかったので、今回は1階の神戸の歴史に関する展示のみ紹介します。

 

展示内容としては、港湾都市としての神戸の成り立ちの様子をメインに扱っています。諸外国との交流や、文化の発展について、資料や模型、ジオラマなど様々な展示を見ることができます。どれも非常に興味深かったです。

 

特に、デジタルマップ的なものを操作して、過去の神戸の街並みを散策するという展示はなかなか面白かったです。こういう展示は、郷土歴史を扱う博物館でしかできませんからね。

 

他には、ちょっとしたシアタールームもあり、「神戸開港シアター」という映像作品も見ることができました。

 

個人的には、展示の量はかなり多かったと思います。じっくり見ていたら結構時間が経っていました。満足感が結構すごかったです。

 

 神戸の歴史や文化の発展などを体感する場所としては、最適だと思います。非常にオススメです。

 

 

兵庫県立兵庫津ミュージアム

 

hyogo-no-tsu.jp

 

 兵庫県内で最後に紹介するのは、「兵庫県立兵庫津ミュージアム」です。

 

場所は神戸市街地からは少し西に行ったところですかね。結構最近できた博物館です。

 

 

一応近くに最寄駅がありますが、自分はJR兵庫駅から歩いていきました。全然歩いて行けます。

 

まず、この博物館は、「ひょうごはじまり館」と「初代県庁館」の2つで構成されているので、まずは「ひょうごはじまり館」から紹介しようと思います。

 

 というわけで、まずは「ひょうごはじまり館」です。

 

外観(?)、ただの看板。

 

この博物館も、前述の「神戸市立博物館」と同様、郷土歴史系の博物館です。ただ、こちらは「兵庫津」と呼ばれる「兵庫県発祥の地」に焦点を当てており、兵庫県の成り立ちや海陸交通の発展が、より詳細に分かる展示となっていました。

 

展示の方法も、プロジェクションマッピング的なものや、映像を多用していて、非常に分かりやすかったですね。文字情報ばかりだと、馴染みのない分野はやっぱりついていけなくなることもありますからね。ありがたいです。

 

上記の常設展示の他にも、シアタールームやギャラリーもあるそうです。自分はその時は行きませんでしたが、こちらも面白そうでしたね。

 

 そして、もう片方の施設である、「初代県庁館」も紹介したいと思います。

 

外観(?)、こちらもただの看板。

 

こちらは、初代県庁舎を復元した施設となっており、「ひょうごはじまり館」とセットで訪れることができます。

 

中には県庁舎を再現した建物を中心に、様々な建物が展示されていました。適当に散策しているだけでも面白かったです。あとなんかカフェスペースもあるみたいですね。

 

 以上、「兵庫県立兵庫津ミュージアム」でした。郷土歴史に興味のある方は、前述の「神戸市立博物館」も併せて訪れると良いかもしれませんね。

 

 

兵庫県

 ここからは、兵庫県外の博物館や施設について紹介したいと思います。

 

大阪市立科学館

 

www.sci-museum.jp

 

 まずは、「大阪市立科学館」です。

 

外観
天気が微妙。

 

この科学館は、関西では結構有名ですかね。大阪の自然科学系博物館と言えばココ!みたいなところがあります。

 

最後に行ったのが、もう4年半以上も前なので、今更オススメするのもアレですが、まあオススメなことには間違いないので、紹介します。

 

場所は大阪梅田近辺ですね。市街地の中にあります。阪急の大阪梅田駅から多少歩いたような記憶がありますが、それでも大した距離ではなかった気がします。

 

大阪市立科学館HPより

 

 さて、この科学館は大阪の中心街にあるということもあり、規模もさることながら、観覧者の数も非常に多かったですね。わいわいがやがやしていました。流石大阪の科学館といったところです。

 

展示内容は、前述の「バンドー」同様、科学館といえばという展示が目白押しでした。

 

まずは4階に上がって、宇宙や地球に関する展示です。あんまり憶えていませんが、でっかい地球儀的なものがあった気がします。

 

次に3階に降りると、今度は化学に関する展示です。やっぱりこのあたりも科学館には欠かせませんね。岩石や鉱物に関する展示も多くありました。

 

2階や1階は、体験型展示が非常に多かったと思います。実際親子連れが大変多く、子供たちがキャッキャ言いながら色々な展示を体験していました。やっぱり科学館は、こういう体験型展示を通じて、子供でも楽しく理解できるような仕組みを前面に押し出せるのが、非常に良いところですね(その分、維持やメンテナンスが大変かもしれませんが…)。郷土歴史系の博物館ではなかなか難しいですからね。

 

そしてやっぱり、科学館といえばプラネタリウムですね。ここにも見事なプラネタリウムがあり、自分が行ったときは、人でごった返していました。いやはや、すごい。

 

 関西(特に大阪)に住んでいる人なら、一度は訪れておきたい科学館です。HPによると、現在(2023/12/20時点)は、リニューアル工事のため、2024年の夏まで休館しているそうです。リニューアルしたら、また改めて行ってみたいですね。

 

 

福井県立年縞博物館

 

varve-museum.pref.fukui.lg.jp

 

 次に紹介するのは、「福井県立年縞博物館」です。

 

外観

 

この博物館は、「ひとはく」に並ぶくらい(もしかしたらそれ以上)に、オススメしたい博物館です。今の自分を形作っている博物館と言っても、過言ではありません。

 

 

 というのも、自分は大学では地球科学系の学部に所属していて、入学した当時は、どちらかというと宇宙方面に興味がありました。

 

学部2年の時のゴールデンウイークに帰省した際、親に「地層を見に行こう」と言われ、やってきたのがこの博物館でした。まあ当時は正直そこまで乗り気でもありませんでした。

 

しかしながら、いざ見学してみると、本当に面白い。終始「年縞」の展示に夢中になっていました。この時を境に、宇宙から地質方面に興味を持つようになり、同時に博物館そのものにも興味を持ちました。

 

この博物館を訪れていなかったら、今の自分はいないでしょう。それくらいに思い入れのある博物館です。

 

 

 自分語りなんかしても誰も興味ないと思うので、博物館の紹介に戻ります…

 

場所は、福井県若狭町で、「三方五湖*4」と呼ばれる5つの湖の一つ、「三方湖」のほとりにあります。最寄駅の三方駅から徒歩で20分くらいですかね。まあまあ歩きました(学部3年の冬に、神戸から一人でもう一度行きました)。

 

他には特に何もないです。

 

三方駅

 

 さて、この博物館を紹介するに当たって、「年縞(ねんこう)」について少しお話したいと思います。本音を言うと、この年縞の解説だけで1つ記事を書きたいくらいですが、趣旨が変わってしまうので、ここでは簡略に済ませます。

 

PCで「ねんこう」って打っても一生予測変換されなくて、毎回「ねん」「しま」って分けて打ってる。地味に面倒。

 

そもそも年縞とはなんぞや、という話ですが、簡単に言うと、縞状の湖底堆積物のことです。

 

この縞状というのがポイントで、三方五湖の一つ、「水月湖」の湖底では、春から秋はプランクトンの死骸が、晩秋から冬にかけては微小な鉱物質が、堆積物として毎年一層ずつ堆積しているんですね。

 

つまり、1年間でこの2種類の色が異なる堆積物から成る縞模様が1つできる、ということになります。

 

これが湖底の堆積物として毎年積もっていき、現在では約7万年分の縞模様が堆積しているとされています。これが「年縞」です。

 

この年縞を解析することで、古環境(自然環境や災害)を知る手がかりを得ることができるわけです。そして、なによりも一番面白いのが、この縞模様を1つずつ数えれば、それが何年前の縞模様かが分かるという点です。単純な話、上から1,000枚目の縞模様は、今から1,000年前にできたということになりますからね。つまるところ、「年輪」の堆積物バージョンみたいなものです。

 

ではこの年縞、湖ならどこでもできるのかというと、決してそうではありません。年縞を形成するためには、いくつもの好条件が必要であり、この福井県水月湖は、それを見事に満たしていた、世界的にも珍しい、まさに「奇跡の湖」だったのです。

 

できればその辺りも解説したいところですが、流石に長くなりそうなので、知りたい方は、以下のHPをご覧ください。詳しく載っています。

 

satoyama.pref.fukui.lg.jp

 

 さて、そろそろ博物館の話に戻ります。思ったより長くなりました…

 

この博物館は、当然ながら年縞の展示がメインなのですが、その展示を見る前に、小さいシアタールームに通され、年縞とは何かについての解説映像を見ます。初めて来たとき、自分はこの時点でもう引き込まれました。

 

その後、この博物館の要である、年縞の展示を見ることができます。約7万年分の年縞が、時系列で45mにわたってズラッと並んでおり、非常に圧巻です。ステンドグラスに入った年縞を、歩きながら眺めます。

 

他には、人類の歴史を年縞と共に辿るパネル展示や、年縞を使用した年代測定の解説、年縞研究の歴史など、年縞に関する様々な展示を見ることができます。どれも大変興味深いです。

 

また、博物館内にカフェが併設されており、一人で行った際に立ち寄って、「年縞バーガー」的なものを食べました。

 

暗い…

 

ぱっと見ただの背の高いサンドイッチみたいですが、実はこれ中央に筒が刺さっていて、これを抜くと…

 

 

なんとボーリング調査をしたかのような、地層の断面を模しているんですね。こういうの面白いですよね。この年縞博物館でしかできないメニューだと思います。まあ中に詰まっている分は食べられませんが…

 

 地質が好きな方は必ず訪れるべき博物館だと思います。本当にオススメです。皆さんも是非「年縞」の面白さを知ってほしいと思います。

 

水月湖

 

 ちなみに、この年縞博物館のすぐそばに、「若狭三方縄文博物館」という施設もあります。自分は昔一度訪れました。こちらも併せて見学してみてください。

 

 

仙台市立荒浜小学校

 

arahama.sendai311-memorial.jp

 

 最後に紹介するのは、「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」です。

 

外観
当時は雨でした。

 

まあ流石にここは博物館かと言われると違うと思いますが、非常にオススメしたい施設なので、最後に紹介したいと思います。

 

場所は、宮城県仙台市です。海の近くですね。公共交通機関だと、仙台駅から電車とバスで行くみたいです。

 

 

 自分がこの場所に行ったのは、去年の9月下旬頃で、当時自分と同じような研究分野(地震に関する分野)の学生や研究者が集まる勉強会みたいなものが、仙台市で2泊3日で開かれていて、それに参加していました。

 

仙台市で行われるということで、メインのトピックは「2011年東北地方太平洋沖地震」でした。皆さんも記憶に新しいと思います。

 

その最終日に、希望者のみで、この「荒浜小学校」を見学するというプログラムがあり、それで訪れたという感じです(貸し切りバスで行きました)。結構たくさんの学生が参加していましたね。

 

 さて、そもそも「荒浜小学校」とはどんな場所かというと、上記の東北沖地震による津波によって、甚大な被害を受けた小学校で、現在は震災遺構として保存されている施設です。

 

上の外観の写真は、正面から撮影したものですが、側面の海に面している側は、津波によって壁や窓、鉄柵などが破壊されており、津波の威力の凄まじさを改めて感じましたね。

 

中に入ることもできて、中ももちろん、当時の状況がほぼそのまま残されており、パネルによる展示で、津波によって学校内に流れ込んできた大量の瓦礫の写真がいくつも掲載されていました。

 

また、4階では、荒浜地区や荒浜小学校の歴史や文化に関する展示がなされていたり、関係者の当時の証言や記録などをもとにした、地震発生から避難者救出までをまとめた映像を見ることができます。

 

 震災当時、は自分は地元の福井に住んでいて、ニュース映像などで間接的にしか震災の被害を知ることがなかったのですが、こうして直接被害の状況を見ることで、いかに津波による被害が大きかったのか、その脅威を改めて知ることができました。

 

バスの中から撮った海沿いの木。
津波によって大きく曲がっている。

 

東北地方太平洋沖地震が発生した時代を生きている人間として、ここを訪れたことは大きな意義があると感じました。皆さんも一度訪れてみることをオススメします。

 

 

 余談として、仙台から神戸に新幹線で帰る際、駅弁として牛タンのお弁当を買いました。まあ仙台に来たし、流石にね。

 

紐を引っ張ると温まるタイプのやつ。

 

 

おわりに

 博物館をここまでいくつか紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

他にも訪れた博物館や施設はまだまだあるのですが、今回はオススメ度の高いものを選んで取り上げました。

 

この紹介をキッカケに、博物館に少しでも興味を持ってもらえると、嬉しい限りです。

 

以上、博物館紹介でした。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

流石になんか違うかなと思って、今回は紹介しませんでしたが、
めちゃくちゃ楽しかったのでオススメです。

 

*1:簡単に言うと、主に博物館で勤務する研究者のことで、資料の収集、保存、調査・研究、展示を通じて、市民への社会教育や生涯学習の場を提供する人のこと(あくまでも、自分の中での解釈です)。

*2:展示資料の説明文のこと。

*3:神戸を代表する観光スポット。詳しくは以下のHPをご覧ください。

www.feel-kobe.jp

*4:三方湖水月湖菅湖久々子湖日向湖の5つの湖が集まって存在しており、これら5つの湖の総称として、「三方五湖」と呼ばれる。

(超今更)都18th振り返り

 

 この記事は𝓞𝓾𝓬𝓱𝓲 𝓞𝓽𝓸𝓰𝓪𝓶𝓮 𝓐𝓭𝓿𝓮𝓷𝓽 𝓒𝓪𝓵𝓮𝓷𝓭𝓪𝓻 2023 12/13の記事です。他の方々の記事はこちら

 

  • はじめに

 皆さん、こんにちは。神戸大学音ゲーサークルKoBeat所属のあるしえと申します。

 

 今回、Ouchi Otogame鯖(通称:お咎め鯖)*1にてアドベントカレンダー*2という企画があり、折角の機会なので参加することにしました。こういうブログ記事を書くことは初めてなので、拙い文章かもしれませんが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。とても喜びます。

 

 さて、今年2023年の夏に、「都18th*3」が開催され、8/26-28は横浜でオフライン部門、9/9-13はオンライン部門が行われました。

 

自分自身、都にはもう何度も参加してきたので、まあその都度色々と試合に関する感想を持つわけですが、実際にそれを文章化したことはなかったし、他の人の都振り返り記事を読んで、「自分も気が向いたら、こういうの書きたいわね~」となんとなく思う程度でした。

 

しかしながら、こうしてブログを書く機会を与えてもらえたので、ようやくこうして都18thの振り返りを書くことにしました。3ヶ月前の出来事を、なんとか頭からひねり出しながら書いていきます。

 

 

  • オフライン部門

 都18thの前半は、オフライン部門です。参加者が一つの会場に集まり、対面でアーケード音ゲーの対戦をします。

 

会場となるゲームセンターは、横浜にある「イミグランデ日吉店」さんです。基本的に、偶数回は関東で、奇数回は関西で行われるのが慣習になっていますね。

 

 それでは、試合の時系列順に、振り返っていきたいと思います。

 

第一試合:チュウニズム

 運営からタイムテーブルが公開され、確認してみると、なんと初日の一番最初の10:30の試合が自分でした。都18thの開幕を飾る試合ですね。とても良いですね。

 

対戦相手は、同サークル民の後輩、マック君です。

 

マック君は過去の都で(チュウニズムに限らず他のSEGA音ゲーでも)橙譜面を積極的に投げていたのが印象的で、自分の中では今回も橙譜面を投げてくるんだろうなあと、なんとなく想像していました。

 

互いにレートが15前半ということもあり、選曲上限は13.2。試合を組んでもらえただけで、ありがたい話です。

 

 というわけで、さっそく自選を考えるわけですが、自分はそもそもチュウニズムを頻繁にやっているわけではないので、そんな得意な譜面というものも無く、過去の都16th, 17thではそれぞれ、「The Ether (MAS)」, 「STAR (MAS)」とかいう、いわゆるボケ譜面を投げて、ギャハギャハしていました。ボケ譜面を投げると、それはもう楽しいので。

 

知識がないのに考えても仕方がないので、ここは有識者であるEÜST'*4の足立さんに良いボケ譜面を尋ねることにしました(良いボケ譜面って何?)。

 

本当に凄い。

 

まさかこんなに教えてもらえるとは思いませんでした。足立さん、本当にありがとうございました。

 

 早速教えてもらった譜面をやってみることに(全部は触りきれませんでしたが…)。とりあえずLv13をメインで触ってみましたが、その中で一曲、ビビっと来るものがありました。

 

 

「生きる (MAS)」、めちゃくちゃ面白くね…?

 

 

天才的配置

 

始めてやった時、結構衝撃を受けました。この手のピアノ押し配置はあまりやったことがなかったので、非常に新鮮でしたし、譜面全体の構成も良かったです(譜面の盛り上げ方が上手い)。あと、純粋に楽曲が大変気に入りました。ピアノの綺麗な旋律と、ノスタルジックな雰囲気が素晴らしいですね。

 

確かに刺さる人には刺さりそうだな~と思い、これに決めました。ほぼ一択でしたね。写真は無いですが、一応1,008,500くらいまでは詰めました。これでも自分の中では結構頑張ったほうです。

 

ちなみに、課題曲は3曲(「Still (MAS)」, 「インドア系ならトラックメイカ(MAS)」, 「圧 倒 的 存 在 感 (MAS)」)ありましたが、このへんは2, 3回触っただけでした。いかんせん試合数が多く、あまり時間とお金をかけられないので…

 

ただ、「インドア系ならトラックメイカ (MAS)」は過去のKoBeatの何かのイベントでやったことがあるので、強いて言えば、試合ではこれがやりたいなあという気持ちでした。後述のsdvx部門でも話しますが、楽曲がとても好きなので。

 

 さて、当日になり会場へ。いよいよ自選の発表です。個人的にはこの瞬間が一番楽しいですね。

 

互いの自選は…

 

 

 

 

Aleph-0 (ADV)???

 

 

いやまあ、橙譜面を投げてくることは予想していましたが、なんかもっとこう、ボスボスしい楽曲の橙がくると思っていました。ちなみにBANは、順当に一番スコアが低かったやつです(といっても発表の直前に、BANの課題曲も一緒に提示しないといけないのを思い出して、咄嗟に書きました)。

 

とはいえ、まあ橙譜面だし、実は前回の都17thでも、マック君とチュウニズムで当たっており、その時は相手が投げてきた「To:Be Continued (ADV)」をカウンターした経験もありました。なので、今回もそんな変な譜面ではないだろうと思い、安易な気持ちでプレー開始。

 

 

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あの、なんですか、これは。

 

なんと説明していいか、自分の語彙力ではどうしようもないので、以下のプレイ動画を見てください。

 

www.youtube.com

 

橙譜面にも、こういう一発芸あるんですね。個人的には、ボケ譜面はこれくらいぶっ飛んでる方が、逆に清々しくて好きです。結構有名なボケ譜面らしいですが、当時の自分は知る由もなく…

 

流石にマック君がしっかりと仕上げてきていたので、順当に負けました。まあ、あんなのいきなりやらされたら、もう白旗しかありません。

 

気を取り直して、次は自選です。マック君こういう指押し譜面苦手そうだし、ここで巻き返しちゃうよ~ん。

 

 

どうして…

 

俺は、本番に、弱い。スライド抜けが多発しました。

 

自分のスコアの低さもそうですが、マック君がめちゃくちゃ上手かったです。後で聞いたら、全国対戦で飛んできて、その時にやったことがあったそうで。もう完全に参りました。

 

 

課題曲は「Still (MAS)」でした。

 

これはまあ、順当に負け。ていうか、これで自己ベスト更新は流石におサボりでしたね。難しい譜面ではないはずなので、もう少しくらい触っておくべきでした。

 

 というわけで、チュウニズム部門は0-3で完敗でした。まあ「生きる (MAS)と「Aleph-0 (ADV)という神曲神譜面を発掘できたので、良しとしましょう。こんな感じに自分の知らなかった楽曲や譜面と出会えるのも、交流戦の面白さの一つですね。チュウニズムの楽曲は、正直あまり知らないので、何かオススメの楽曲があれば是非教えてください。

 

あと、最近チュウニズム楽しい期に入りつつあるので、次の都までにプレイ頻度を増やして、もう少し上達しておきたいです。対戦ありがとうございました。

 

ちなみに、マック君との試合は、あと2試合あります(なんで?)。

 

 

第二試合:SOUND VOLTEX(通常部門)

 次の試合は、14:30からのSOUND VOLTEX(以下、sdvx)の通常部門です。

 

今回の都から、sdvxは通常部門とメガミックス部門の2つが開催されることとなりました。メガミックスに関する話は、後述のメガミックス部門で話すので、ここでは通常部門の振り返りを行いたいと思います。

 

 さて、sdvxは現在自分がメインで遊んでいるアーケード音ゲーなので、それなりに気合いが入ります。

 

sdvxを始めたときの話を少しだけすると、始めたのは高校3年生の頃だったと思いますが、当時は月に1,2回しかゲーセンに行っていなかったので、上達が非常に遅かったです。しかも、当時は地元の福井に住んでいて、最寄りのゲーセンまで自転車で15分くらいだったのですが、冬場は雪が積もるせいで、全く行けていなかったです。そのため、1年経っても、適正レベルがLv12-13くらいでした。まあ、それでものんびり楽しんでいたと思います。ゲーセンが徒歩圏内にある人、大変恵まれています。

 

当時のボルフォースは、18.059。7年半以上かけてようやくエルドラなりたてという感じですね。そして対戦相手である、B4UT*5所属のsetsunaさんも、聞いたところボルフォースはほぼ同じということで、これは良い試合ができそうだなと感じていました。

 

選曲上限は17で、気になる課題曲は、「黎明スケッチブック(MXM)」, 「オンディーヌの泪(MXM)」, 「少女綺想曲-G.X.N.Remix-(MXM)」というラインナップです。

 

見てわかる通り(だと自分は思っていますが)、「オンディーヌの泪」がアタリで、「少女綺想曲」がハズレ、「黎明スケッチブック」は大ハズレです。「少女綺想曲」は終盤の鍵盤が苦手ですし、「黎明スケッチブック」は中盤の高速鍵盤でNEARが一億個でます。なんで魔騎士の課題曲なんですか、元剛力羅3曲目ですよ。

 

「黎明スケッチブック (MXM)」の中盤。
視点が高くなるせいで、判定が迷子になる。あとBPM238は、当然速い。

 

とはいえ、三曲とも譜面自体はよく知っていましたし、全体的にはそこまで難しい譜面でもないので、対策に時間をかける必要がなかったのが幸いですね。

 

 さて、肝心の自選ですが、sdvxに関しては最初から決めていた譜面が既にありました。

 

自選発表の写真が見つからなかったので、集計シートのスクショです。

 

というわけで、前からずっと温めていた「インドア系ならトラックメイカ(MXM)」です。

 

この楽曲、sdvxに収録されて初めて知ったのですが、楽曲が本当に良い。収録直後は、めちゃくちゃやっていました。

 

しかし、スコアは出ない。

 

本当は一つ前の都17thの自選にするつもりだったのですが、当時はなかなかスコアが安定しなかったのと、他の自選候補もいくつかあったので、今回改めて自選にしました(ちなみに、前回は「モモンが門番ばんっ☆ (EXH)」を投げました。ボケ譜面ですね)。

 

一方、setsunaさんの選曲は「DEADROCK XXX (EXH)」。一度触ったことがあるという程度で、譜面はあまり覚えていませんでした。まあsdvxの他選なんて、いつも大体そんな感じです。

 

そして、気になる課題曲は、sdvx部門ではルーレットで決められましたが、無事、幸い、本当にありがたいことに、「オンディーヌの泪 (MXM)」でした。まだまともに戦えそうで良かったです。

 

 というわけで、1曲目は「DEADROCK XXX (EXH)」です。

 

まあ、突発ならこんなもん。

 

大きなミスは無かったですが、全体として鍵盤がへたっぴでした。setsunaさんこれS取れるなら、17のSあと100曲は増えますよ。

 

この手の配置、本当に苦手です。
BPM222の8分のガチ押しはね、老体には厳しい。

 

次は自選です。

 

まあまあ。

 

流石にAAA+乗せれば勝てるだろうと思っていたので、何とか及第点といったところでしょうか。これはオンラインアリーナでも投げる度に1位確定演出だったので、これで負けるわけにはいきませんでした。いずれちゃんとS乗せたいですね。

 

「インドア系」といえば、この地帯。
いまだにリズムわからん。

 

最後は課題曲です。「オンディーヌの泪 (MXM)」は、この実力帯のプレイヤーなら誰もがそれなりにやり込む譜面(だと勝手に思っています。)なので、よっぽど事故らない限り、接戦になるでしょう。そして…

 

それなりに、いい勝負。

 

純粋に本番力の差が出ましたね。やはり緊張して、NEARやしょうもないツマミ外しが発生してしまいました。

 

 というわけで、結果は1-2で負け。まあ「インドア系」でぶっ刺すのが一番の目的だったので、十分満足です。setsunaさん、対戦ありがとうございました。

 

sdvxですが、やっぱりそれなりに長くやっているので、流石にもう少しくらい上達したいですね。結局プレイ頻度の問題なんでしょうけど(現状週に1回数クレ程度)、色々な音ゲーに手を出したい気持ちもあるので、なかなか難しいところです。とはいえ、次の都までにはもう少し上手くなっておきたいと思います。

 

 

第三試合:ノスタルジア

 三戦目は、15:00からのノスタルジアです。

 

ノスタルジアの試合自体、今回が初めての参加でした。というのも、そもそもノスタルジアは、昔一時期ハマっていたという程度で、実力は大してありませんでしたし、最近は全然やっていませんでした。

 

たまたまカメラロールに残っていた、それなりにやっていた頃のリザルト。
3年半前です。

 

しかしながら、ノスタルジアの試合が開催されるかもという話になり、折角だから久々にノスタルジアやってみても良いかなと思い、参加フォームを提出。なんと無事、マッチングを組んでもらえました。実力的にちょっと厳しいかなと思っていたので、試合を組んでもらえて本当にありがたかったです。運営様に、最大限の感謝。参加機種は多ければ多いほど良いです。

 

対戦相手は、EÜST'所属のおーてぃんさんです。数多くの機種に精通しておられる、都常連の方です。過去にjubeatや太鼓で対戦したこともあります。

 

 さて、マッチングを組んでもらえたのは大変良いのですが、おーてぃんさんはノスタルジアが自分よりも遥かにお上手な方で、今回ハンデマッチという形になりました。

 

課題曲リスト

 

選曲上限は10です。助かりました(11以上なんかまともにできません)。そして、ハンデマッチということで、自分が自選を2曲、さらに課題曲から1曲選ぶことができるという形式になりました。ありがとうございます。

 

 というわけで、リハビリです。ノスタルジア自体久々なので、しっかり感覚を取り戻したかったのですが、なかなか時間が取れず、まともに練習を始めたのは、なんと横浜へ移動する前日でした。大変まずい。

 

まずは適当な譜面を遊ぶわけですが、長い間やっていなかったせいで、横方向のエイム力が皆無に。無限に押し外しが発生し、低難易度でひたすら感覚を取り戻す作業です。当たり前ですが、継続してやらないと、すぐに下手になりますね。改めて思い知らされました。

 

自己ベストどうやってだしたん?

 

それでもなんとか最低限のリハビリだけして、当日。自選3曲の発表です。

 

まあ、純粋に良い楽曲をね。

 

 まず自選課題曲は、「Fly far bounce (EXP)」です。課題曲に関しては、初めからこれにしようと決めていました。猫叉Masterさんの楽曲の中でも特に好きな楽曲の一つです。自分の中では、ノスタルジアといえばコレ!という感じですね。

 

そして自選の2曲は、「チョコレートスマイル (EXP)」と「凛として咲く花の如く まらしぃアレンジ (EXP)」です。この2曲にした理由は単純で、知っている曲だったからですね。

 

ノスタルジアのオリジナル楽曲を投げたい気持ちも当然あったのですが、自選を悠長に吟味している時間も無かったので、とりあえず知っている楽曲で、かつ自分の実力でもそれなりにスコアが出せる譜面を選択しました。

 

 さて、おーてぃんさんが先にプレイすることになり、公平性の観点から、自分は衝立の後ろで待機して、プレイの様子は見ないようにしていました。というわけで、穏やかな楽曲揃いで、この試合は非常に平和な回となりそうですね。

 

しかし、おーてぃんさんの1曲目の「チョコレートスマイル (EXP)」が無事に終わり、2曲目の「凛花アレンジ (EXP)」をプレイしようとしたときでした。

 

 

おーてぃんさん凛花アレンジが、無い…」

 

 

なんといくら選曲画面を探しても、「凛として咲く花の如く まらしぃアレンジ」が見つからないのです。

 

自分も何かの間違いではと思っていたのですが、その時あることを思い出しました。この試合の選曲可能楽曲の条件です。

 

この試合の選曲可能楽曲は、解禁不要曲(譜面)のみという条件でした。当然自分もそれについては承知していたのですが、まさか「凛花アレンジ」が解禁曲だったとは…

 

よくよく思い返してみると、ノスタルジアには「MISSION BINGO*6」と呼ばれる楽曲解禁システムが存在し、「凛花アレンジ」はそのシステム内で解禁したような記憶があります。

 

完全に自分の過失ですね。よく調べもせずに大丈夫だろうと思い投げたのが、本当によくありませんでした。猛省。

 

というわけで、急遽2曲目を変更することに。一応自選として考えてはいたけど、スコアが安定せずに泣く泣く候補から除外していた、「ルミナスデイズ (EXP)」をプレイすることに。これ、ここなつで一番良い楽曲です。

 

 アクシデントがありつつも、無事おーてぃんさんのプレイが終わり、自分の番です。ちなみに自分は立ってプレイする派です。

 

リザルト

 

どういうわけか、「チョコレートスマイル」以外自己ベストでした。しかも3曲目の「Fly far bounce」は、楽曲中盤までJustしか出ておらず、謎の本番力を発揮してしまいました。当然、再現性は無いです。

 

 自分の中ではかなり上出来のスコアでしたが、結果としては、おーてぃんさんが3曲ともスコアが上で、無事0-3で負けです。「Fly far bounce」に関しては、一番最後の配置が上手く取れていれば、ワンチャン勝てていたかもしれなかったらしく、その点は少し悔やまれますね。

 

3曲とも選ばせていただいたとはいえ、やはり厳しい戦いでしたが、久々にやるノスタルジアはめちゃくちゃ面白かったです。おーてぃんさん、そしてこの実力にもかかわらず試合を組んでくださった運営の方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

あと、使用可能楽曲は、ちゃんと確認しましょう(自戒を込めています)。おーてぃんさん、司会の方、すみませんでした…

 

 

第四試合:jubeat

 次は一日目最後の試合である、16:00からのjubeatです。このjubeatの試合は、「有志開催」という形で行われました。

 

というのも、参加者や同実力帯のプレイヤーが十分に集まらず、もともとは開催しない方向だったのですが、運営の右京流星君(2023年のKoBeat代表様です。)が直前にセッティングをしてくれ、なんとか対戦者を決めて時間を合わせて試合をすることができました。尽力してくれた右京君に、心から感謝します。

 

対戦相手は、京音*7所属のnonumiさんです。jubeatをそれなりにプレイされている方で、実力自体は同程度でしょうか。前々回の都16thでもjubeatの試合に出ておられました。

 

 さて、試合が決まったのは大変良い話なのですが、選曲上限や課題曲を急いで決める必要があります。そこで、nonumiさんと相談することに。

 

なんと試合前日。

 

課題曲や選曲上限は、サクサク決まりました。課題曲はどれもLv10.1を代表する譜面たちですね。丁度良い塩梅だと思います。選曲上限も10.2で、程よい感じになりました。

 

しかしながら、試合は明日。のんびり練習している時間はありません。当日の朝の空き時間に、軽く自選候補を触る程度です。そしてあっという間に試合の時間に。

 

自選発表

 

 自分の自選は、10.2の中では比較的得意な譜面である「Chloé (EXT)」、nonumiさんの自選は、jubeatの大定番曲「I'm so Happy (EXT)」です。

 

選曲上限がLv10.2に決まった際、自選候補としてパッと思いついたのが、この「Chloé (EXT)」と「トルコ行進曲 (EXT)」でした。どちらもそれなりにプレイしていて譜面自体も気に入っていたため、どちらかにしようと考えていました。

 

その中で「Chloé (EXT)」を選んだ理由としては、当日朝、突発で初フルコンがついたのが大きかったですね。これは結構自信になりました。譜面の観点からいうと、ホールド絡みの配置が慣れていないと結構厳しいので、その点でも刺さるかなと思いました。

 

あとは純粋に、そもそもこの楽曲あまり知らないだろうという、jubeatでの知名度の低さ(失礼)を利用しました。自分は「Chloé」は楽曲、譜面共に大好きですよ(「スミスのきまぐれジェントル*8」まだ知ってる人いる?)

 

一方、他選の「I'm so Happy」は、「Chloé」とは真逆のjubeatを代表する超有名楽曲の一つです。少し前にチュウニズムにも移植されて話題になりましたね。

 

とはいえ、押せるかどうかは別問題です。前半の文字押しはそこまでの脅威ではないのですが、後半の乱打に苦手意識というか、変なクセがついており、そこだけはまともに押せません(後半サビの同時押し地帯は好きです)。

 

課題曲は、nonumiさんとの相談の画像内にあるとおり、「ALBIDA (EXT)」, 「パ→ピ→プ→Yeah! (EXT)」, 「Broken (EXT)」です。自分が推薦した「ALBIDA (EXT)」ですが、選んだ理由は特にありません。別に得意というわけでもなく、本当にパッと思いついた譜面です。

 

課題曲ルーレット

 

というわけで、ルーレットの結果、「パ→ピ→プ→Yeah! (EXT)」が選ばれました。楽曲はもちろん知っていますが、譜面はあまり覚えていません。サビ前の「出会って4秒で~」の部分で確か「4」押しがあったよな~、というくらいです。

 

 というわけで、試合開始です。1曲目は、nonumiさん自選の「I'm so Happy (EXT)」です。

 

前半がボロボロ。

 

前半の文字押し地帯が普通に押せていませんね。配置は覚えていたんですけど、やっぱり突発でやると、分かっていても手が咄嗟に動かないです。後半の同時押し地帯は、比較的綺麗に光っていますね。ここしかできません。

 

気を取り直して、2曲目の自選です。

 

マッチングエラー…

 

ローカルマッチングでプレイしていたはずなのですが、なぜかnonumiさんとのマッチングが上手くいかず、プレイ開始のタイムラグが発生。nonumiさんが横でプレイしている中、自分は画面が1分ほど遷移せず、待ちぼうけをくらうことに…

 

最近のjubeatはこういうマッチング時のエラーが多いですね。筐体自体の老朽化も原因なのでしょうか。なんとか改善していただきたいものです。あれ、新筐体の話は?

 

nonumiさんのリザルト。

 

ちなみに、nonumiさんのスコアは96万点ほどで、流石に自選は取れました。やはりホールドが絡む配置で苦戦したようです。

 

そして、3曲目の「パ→ピ→プ→Yeah! (EXT)」です。

 

接戦

なぜか自己ベストを更新しました。自分にしては上出来でしたが、約2,000点差で惜しくも負けました。サビのパラッパッパッパの配置難しすぎます。

 

 jubeatの試合は、1-2で負けです。それでもやっぱり、jubeatはめちゃくちゃ面白いですね。

 

実は、jubeatは自分が初めて触ったKONAMI音ゲー(正確には、アプリの「jubeat plus」が最初)で、昔はメイン機種としてかなりやっていましたが、最近はsdvxや他の音ゲーにも中途半端に手を出していて、プレイの頻度がかなり減っていました(現在の2つ前のバージョンである「jubeat festo」の終盤は、ほとんどやっていませんでした)。

 

今でもたまに触る程度ですが、やっぱりこうして対人戦ができるとなると、非常に嬉しくなります。jubeat楽しい、心からそう思いますね。

 

というわけで、対戦してくださったnonumiさん、諸々のセッティングをしてくれた右京君、そして、B4UTに所属されている寝起きさんが、今回jubeatの司会を担当してくださいました。本当にありがとうございました。

 

 

 1日目の試合は、これで以上です。一気に4試合もすると流石に少し疲れますね。お疲れさまでした。

 

 

第五試合:太鼓の達人

 2日目に突入。最初の試合は11:00からの太鼓の達人です。

 

太鼓の達人は自分が初めてプレイした音ゲーで、高校1-2年生の中頃くらいまで、そこそこやっていました。途中でjubeatを知って、それ以来プレイ頻度はガタ落ちしましたが、今でもたまに触っています(多分、現在よりも高校生の頃の方が上手いです。マイバチを作るくらいにはハマっていました)。

 

横浜移動の前日に初フルコン。
これ、☆8屈指の神曲神譜面です。

 

対戦相手は、またしてもマック君です。とはいえ、正直これは予想通りでした。前回も前々回もマック君と当たっていたので…

 

選曲上限と課題曲。

 

選曲上限はまさかの☆7。これまではずっと☆8だったので、これは予想外でした。課題曲はどちらも全く知りません。

 

これは少し困りました。自分は普段主に☆8をプレイしているので、☆8であればそれなりに候補となり得る譜面もあったのですが、☆7はあまり触っていません。

 

なかなか太鼓を触りに行く時間もなく、知っている☆7で一番良い楽曲である「地平線のエオリア(おに)」でも投げて、平和な回にするか…と思っていました。

 

 

 

………!

 

 

 

 しかしここで、昔のとある記憶が蘇りました。

 

それは約3年半前の都11thでのこと、当時自分は都運営の一人として、マッチングやら司会進行やらで関わっていたのですが、当時KoBeatに所属していたとある参加者から、こんな質問を受けていました。

 

 

はい、まあ当たり前のことですが、難易度って「おに」だけではないんですよね。

 

この質問をされた方は、後に都合が悪くなり、都11thは参加辞退されました。その後、この話題について話すことはなかったので、何を投げるつもりだったのかは、結局今でも分からずじまいです…

 

(全然関係ないですが、この頃のKoBeatはLINEグループで活動していました。Discordに移行したのは自分の次の代からです。)

 

 

以上の古い記憶が、頭の片隅に残っていました。これはもしかしたらと思い、運営に相談。その結果、以下の回答が返ってきました(長いので超簡略化しています)。

 

 

あるしえ「むずかしい以下って投げても良い~?」

 

運営「難易度表記が☆7以下なら良いよ~。」

 

 

神神神神神神神神神神神神神神神神神神

 

 

まさかのオーケーでした。つまり、むずかしいであれば☆7以下、ふつう以下はなんでも選曲可能ということです。

 

そうと決まれば、投げる楽曲はもうアレしかありませんね。はい。

 

まあ、流石にね。

 

 というわけで、自選は「ドンカマ2000(ふつう)」です。

 

まあ、あんな質問をしておいて、結局おに譜面を投げていては面白くありません。恐らくこれまでの都の自分の自選史上、最凶のボケ選曲だと思います。前々回の都16thでは「White Rose Insanity(おに裏)」、前回の都17thでは「ボクハシンセ (おに)」を投げて、それなりボケ度合いを披露していたのですが、そんなのとは比にならないですね。

 

選曲が決まってからの話をすると、「ドンカマ2000(ふつう)」に決めたは良いものの、なかなかゲーセンに行く時間が取れず、ノスタルジアと同様、横浜移動の前日に初めて触りました。

 

といっても、「ドンカマ2000」は、太鼓をやっていれば知っている方も多いかと思いますが、ふつう譜面の時点で追い越し地獄&リズム難のバケモン譜面です。以下の動画を見れば分かるかと思います。

 

www.youtube.com

 

なので、前日にいきなりやってもできるわけがありません。それまでの間にYouTubeで等速再生動画を何度を確認し、特に前半の追い越し地帯の譜面やリズムを完全に頭に叩き込みました。そのおかげか、移動前日の練習では、3回目でフルコンできました。

 

話を戻して、マック君の選曲は「メタナイトの逆襲メドレー(おに)」です。確か裏譜面が☆10だったな~くらいの印象しかありませんでした(スマブラXの「メタナイトの逆襲」しか聴いたことがありません)。マック君、ゲームミュージックからの選曲が多いですね。前回、前々回もそうだった気がします。

 

ちなみに、課題曲は「1・2・さんしのでドンドカッカッ!(おに)」です。課題曲に関しては、どちらも練習時は初見でフルコンできたので、まあどちらが来ても問題ありませんでした。

 

 試合開始です。まずは課題曲の「1・2・さんしのでドンドカッカッ!(おに)」からです。

 

フルコンしたものの…

 

練習通り、フルコンはできましたが、今回の試合は「良」を2点、「可」を1点として換算したスコアでの勝負のため、自分の負けです。太鼓に関しては、自分は精度力が本当に皆無なため、「不可」の数が少なくても、肝心のスコアが出ません。

 

さて、次はいよいよ自選の「ドンカマ2000(ふつう)」です。選曲画面で「ドンカマ2000」を選択。すると…

 

 

 

どうして???????????????????????

 

 

なんとマック君も、「ドンカマ2000(ふつう)」をフルコン済でした。あまりにもありえなさすぎる。

 

ふつう譜面が使用可能だということは、当然マック君にも通達されていたので、同じような考えで対策される可能性はゼロではありませんでしたが、それにしても、一体どうして。

 

とはいえ、こちらにも自選として選ぶだけの矜持があります。流石に負けるわけにはいきません。

 

辛勝

 

圧勝するつもりが、対策されていたせいもあり、何とか勝てたという感じです。本質でもなんでもない箇所でのしょうもない「可」が多かったので、それが少しもったいないですね。やはり精度力に難ありです。

 

さて、最後は他選の「メタナイトの逆襲メドレー(おに)」です。

 

本当に☆7?

 

終始リズムがわけわかめでした。「不可」の数の少なさでは勝っていましたが、やはり精度が悪く、大差をつけられました。

 

 最終結果は、1-2で負けです。あとで知ったのですが、マック君、他にも「幽玄ノ乱(ふつう)」や「第六天魔王(ふつう)」など、俗に言う「BPM300族」も対策していたようです。他選の対策でそこまでする?

 

とはいえ、「ドンカマ2000」は盛り上がりましたし、非常に面白い試合でした。対戦ありがとうございました。

 

次の都、アプリ太鼓部門もやりませんか…?

 

 

第六試合:SOUND VOLTEX(メガミックス部門)

 次は、12:00からのsdvxのメガミックス部門です。

 

この試合は、sdvxのプレイモードの一つである「MEGAMIX BATTLE」を使用した対戦です。

 

この「MEGAMIX BATTLE」とは、簡単に言うと、まず自分と対戦相手がそれぞれ5譜面ずつ自選を選択し、プレイが開始されると、選んだ譜面の一部分が交互に流れてきます。そして各譜面ごとにスコアを競い合い、その勝敗に応じてポイントが加算され、最終的にポイントが高い方が勝ちというモードです。詳しくは、以下の公式HPをご覧ください。

 

p.eagate.573.jp

 

 さて、この「MEGAMIX BATTLE」というモード、存在は知っていましたが、全くプレイしたことも見たこともありませんでした。前作の「AUTOMATION PARADISE*9」的なやつなのかな~くらいの認識でした。にもかかわらず、純粋に面白そうという理由で参加。参加機種は多ければ多いほど良いとされています。

 

対戦相手は、B4UT所属のくろのすさん。初めましての方ですね。対戦当時のボルフォースは自分よりも少し高いくらいでしたが、今となってはTwitter*10でどんどんうまリザルトを量産されており、もう圧倒的格上です。

 

試合も決まったので、まずはこの「MEGAMIX BATTLE」を遊んでみることに。適当に5譜面をセットし、CPUと対戦。当時はルールすらまともに理解していなかったのですが、適当にプレイしていたらなぜか勝利(このときは、「EXCEED GEAR*11」の存在すら知りませんでした…)。

 

2回ほどやりましたが、結局よくわからなかったため、当日は適当に好きな楽曲でもセットして楽曲布教でもするか~くらいの気持ちでした。自分が気に入っている楽曲を布教することも、交流戦の醍醐味ですからね。

 

 

 気が変わったのは、都1日目でした。

 

自分の試合は2日目でしたが、sdvxのメガミックス部門自体は1日目から行われていました。丁度自分の試合の空き時間だったため、なんとなく観戦。

 

 

メガミックス、もしかしてめちゃくちゃ面白い…?

 

 

あくまでも観戦者目線ですが、選曲、譜面の順番、そして「EXCEED GEAR」の発動タイミング、そのあまりの戦略性の高さ、そしてその面白さに、思わず見入ってしまいました。

 


とはいえ、試合は明日です。改めて練習する暇もありませんでしたし、使用可能楽曲リストとにらめっこすることしかできません。当時は「MEGAMIX BATTLE」で使用できる楽曲自体が少なく、自分の得意譜面があまり無かったのも、選曲する上でなかなか厳しい点でした。

 

 そんなこんなで試合の時間です。自分の選曲リストは…

 

なんとかひねり出した結果です。

 

このような感じになりました。一応1つずつ解説していくと、

 

・EOS -INFINITE EDIT- (GRV)

戦略がどうのこうのと言いましたが、やっぱり1つくらいは気に入っている楽曲を入れたかったので、sdvxで一二を争うレベルで好きな楽曲を入れました。布教モクです。譜面自体は、別に相手に刺さるようなものではありません。

 

・ΩVERSOUL (EXH)

Lv16の中ではそれなりにやっている、好きな譜面の一つです。その昔Lv13くらいが適正だった頃は、これの(ADV)を結構やっていた記憶があります。また、練習のCPU戦のときにたまたま発見したのですが、この譜面が「MEGAMIX BATTLE」内で使われる箇所は、以下のようになっています。

 

 

譜面開始時の46小節目のツマミが、地味に逆始点になっているんですね。分かっていればなんてことはないのですが、初見の場合、一瞬相手の脳をバグらせることができます。実際、最近やった「MEGAMIX BATTLE」では、これを利用して開幕の1小節目でリードを取りそのまま逃げ切るという戦法で、比較的高い確率でこの譜面は勝てていました。

 

・Borealis (EXH)

Lv17の譜面の中で、恐らく一番やり込んでいた譜面です。エルドラ到達時の譜面にしたくて、Pフリーで粘着してSを取るくらいには好きな楽曲、譜面でしたね。これはいずれにせよ、投げようと思っていました。

 

結構大変でした。

 

(ちなみに、見てわかるように、エルドラ到達が2月で、都が8月の終わりだったわけですが、その間にボルフォースは0.05程度しか上がっていません。流石にプレイ回数が少なすぎる。)

 

・No Way (MXM)

Lv17の中では、それなりにやってはいる譜面で、途中に出張配置とかあるし、ワンチャン刺さるかもくらいの気持ちで入れました。しかし、別に得意というわけではなく、しかも「MEGAMIX BATTLE」で実際にこの譜面を流したことがなかったので、どの箇所が流れてくるのかわからないままだったのが、非常に良くないですね。

 

・Sakura Mirage (EXH)

Lv17の中では結構ヤバい寄りの譜面です。全体を通して片手処理や二重鍵盤などの厳しい配置が多く、これも刺さればいいなあという感じで入れました。しかしながら、これも別に得意ではありません。

 

Lv3兆

 

 

とまあ、選んだ5譜面はこんな感じで、そこまで強く勝ちにいくような選曲ではありませんでした。「MEGAMIX BATTLE」の仕様をまだ十分理解していなかったので、これでどんな感じになるのか試してみる、くらいの気持ちでした。

 

くろのすさんのセット

 

くろのすさんのセットです。「ウバワレ (GRV)」は多分やったことないです。

 

 互いの準備ができたところで、「MEGAMIX BATTLE」の試合スタートです。その結果…

 

自分の写真がブレブレだったので、司会の方が撮ったものを拝借しました。

 

ボロクソでした…

 

自選でまともにできているのは、「ΩVERSOUL (EXH)」だけですね。案の定、開幕でリードできました。ですが、それ以外は何もできていませんね。

 

あと、「MEGAMIX BATTLE」は自分のターンが始まる直前に、自分のセットの中から何を投げるかを選ぶことができるのですが、この時に予定と違う楽曲を投げてしまうということがありました。

 

楽曲を選択する際、タッチパネル以外にBTボタンでも選曲することができるのですが、自分は楽曲が始まるまでの時間にボタンをガチャガチャ押してしまう癖があり、そのせいで違う楽曲にカーソルが合わさってしまったという感じです(それ以来、ボタン選曲機能はオフにしています)。

 

自分の練習不足はもちろんですが、くろのすさんが「MEGAMIX BATTLE」をきちんと練習されてきたのがよくわかります。

 

 3-22という圧倒的な差で負けました。しかしながら、「MEGAMIX BATTLE」自体は非常に面白かったですし、次回またメガミックス部門があれば、是非参加したいです。

 

ちなみに、その後「MEGAMIX BATTLE」のオンラインアリーナが10月頃に開催され、それを機に「MEGAMIX BATTLE」を本格的にやってみましたが、やっぱりめちゃくちゃ面白いです。「EXCEED GEAR」を発動した自選が、相手にぶっ刺さった時の快感はたまらないですね。

 

この日は計8クレも「MEGAMIX BATTLE」をやりました。

 

とにかく、メガミックス部門は本当に楽しかったです。対戦してくださったくろのすさん、ありがとうございました。

 

 

第七試合:Dance Dance Revolution

 たくさんあった試合も、気づけばあと2つ。次は14:30からのDance Dance Revolution(以下、DDR)部門です。

 

この機種も、都では初めての参加です。DDR自体は、結構前に一時期ハマっていた程度で、これもノスタルジアと同様、最近は全然やっていませんでした。実力的には、Lv12くらいの完走が限界です。

 

しかしながら、プレイ経験があるのは事実だし、折角の機会なので参加フォームを提出。これも実力的に怪しいと思っていましたが、無事マッチングを組んでもらえました。本当にありがたいです。何度でも言いますが、参加機種は多ければ多いほど良いですからね。

 

さて、対戦相手はB4UT所属のG.N.さんです。お名前はどこかで拝見したことがある気がしますが、直接会うのは初めてだと思います。もちろんDDRの実力は格上の方です。あとsdvxがめちゃくちゃお上手な印象があります。

 

選曲上限と課題曲。


選曲上限はLv10、助かりました。課題曲ですが、当然譜面はどれもやったことないです。「POSSESSION」に停止ギミックがあるということしか知りません。

 

まあ課題曲はおいおいやってみることとして、問題は自選です。ノスタルジアのときもそうでしたが、DDRそのものを全然やっていなかったので、自選になり得るような譜面が何もありません。そもそもDDRにどんな楽曲があるかすら、全然憶えていませんでした。せいぜい知っているのは、有名どころの「ENDYMION」とか「EGOISM440」とか…

 

 

まてよ、「EGOISM440」はアリなのでは?

 

 

確かこの楽曲、速度変化とか停止とか疑似停止とかのギミックがモリモリの譜面だったような。これは練習すれば相手に刺さるのではないか?

 

実は、都18thの少し前、今年KoBeatに入ってきた新入部員にDDRをやっている部員がおり、その人と一度一緒にDDRをプレイしたことがありました。そして、その時に一回だけ「EGOISM440 (楽)」をやっていたんですね。

 

見るも無残なスコア。

 

この時はEXTRA STAGEということで、LIFE4オプションだったため即死しましたが、ちゃんと対策すれば自選になるかもしれません。

 

とはいえ、これも練習できる時間はほとんどなかったため、太鼓の時と同様、YouTubeで譜面動画を何度も確認。リズムや停止箇所などをしっかりと理解したうえで臨みました。以下の動画が非常に役に立ちました。

 

www.youtube.com

 

ちなみに課題曲の3譜面は、実際やってみたものの、どれも手ごたえとしてはイマイチでした。まあそもそもの地力がないため、大したスコアは出ませんし、練習もあまりできませんでした(どれも1,2回触った程度)。

 

 そんなこんなで、いよいよ試合当日です。早めに会場に到着したので、まだ人が少ない開店直後のタイミングで1クレだけDDRをやることに。すると…

 

1クレ1曲目です。

 

なんと初フルコンが出ました。精度はアレですが、これは嬉しかったです。自信にもなりました。

 

 そして、DDR部門がいよいよ始まりました。自分の試合はDDR部門の中では一番最後だったため、それまで他の人のDDRの試合を眺めていました。やっぱり皆さんお上手ですね。足さばきが、なんかもう、凄い(語彙力)

 

自分の試合の時間がやってきました。というわけで自選発表です。

 

自選発表の写真が見つからなかったので、集計シートのスクショです。

 

自分は「EGOISM440 (楽)」、そしてG.N.さんの自選は、「Anthurium (踊)」です。もちろん、全く知りません。

 

課題曲は、「POSSESSION (楽)」でした。個人的にはアタリ枠です。課題3曲の中では、一番まともに踏める譜面だったので。

 

 というわけで、試合開始です。まずは他選の「Anthurium (踊)」からです。

 

リザルト

 

完全初見で85万点なら、自分の中では相当上手い方です。しかしながら、G.N.さんの圧倒的な精度力と安定感の前では、赤ちゃんリザルトですね。G.N.さん、GREAT以下少なすぎです。

 

あとこれ、BlackY feat. Risa Yuzukiの楽曲なんですね。少し前から色々な機種で見るようになりましたが、DDRにも入っていたのは驚きでした。最近だと、KAC11thsdvx部門の楽曲コンテストで最優秀賞を取っていましたね。DDRとは関係ないですが、Arcaeaに収録されているBlackY feat. Risa Yuzukiの「Ego Eimi」を是非聴いてください。

 

話を戻して、次は自選の「EGOISM440 (楽)」です。相手がギミックに引っ掛かることを祈りつつ、プレイ開始。

 

なんとか勝利

 

相手が無対策だったこともあり、辛うじてスコアは勝つことができました。それでも、精度面ではMARVELOUSの数は相手の方が多いですし、EX SCOREでは負けています。G.N.さんの精度力がバケモンです。

 

そして、最後は課題曲の「POSSESSION (楽)」ですね。

 

まあ、そうなるわな。

 

あの精度力を見せつけられた後だったので、勝てる気はしませんでしたが、それでも頑張った結果、自己ベストは更新しました。しかし、G.N.さんのスコアには到底及ばず…

 

 最終結果は、1-2で負けです。まあ自選の「EGOISM440 (楽)」で相手に”AWESOME PLAY"をさせることができたので、満足ですね。

 

あと、やってて思ったのですが、基本的に後ろのバーを持ちながらプレイしているせいか、足より腕の方が疲れます。そういうもんなんですかね?

 

上手く脱力とかできれば、もう少し余裕をもってプレイできるんでしょうか。まあ結局、練習あるのみです。

 

DDRも、ノスタルジアや後述のmaimaiと同様、久々にやりましたが、やっぱり面白いです。DDRならではの「足」を大きく動かすプレイが、他の音ゲーではなかなか味わえないですからね。対戦してくださったG.N.さん、本当にありがとうございました。

 

 

第八試合:maimai

 長かった都18thのオフライン部門も、いよいよ大詰めです。最後の試合は、15:45からのmaimai部門です。

 

これもノスタルジアDDRと同様、大してやっている機種ではなく、特にmaimaiに関しては、一時期ハマっていたということもなかったので、マッチングは流石に無理だろうな~と、割と本気で思っていました。実力的には、Lv11の時点でプレイ自体が相当厳しく、Lv12になると、もう何が起きているのか分からないです。

 

しかしながら、奇跡的にマッチングを組んでもらえました。本当に嬉しいです。運営様には頭が上がりません。参加機種は(以下略)。

 

気になる対戦相手は、またまたマック君です。オフライン部門計8機種のうち、3機種で当たっています。もうそういう運命なんでしょうね。

 

 選曲制限はLv10、これまた助かりました。まだまともにできそうな難易度です。そして課題曲は、「Alice in 冷凍庫 (EXP9+)」, 「くらべられっ子 (EXP9+)」, 「華鳥風月 (EXP9+)」でした。見事にどれも全然知りません。「くらべられっ子」は幸いsdvxに収録されていたこともあり、楽曲自体は知っていましたが、他の2曲は全く分かりませんでした。

 

そして、問題は自選です。前述の通り、maimaiはほとんどやっていなかったので、DDRと同様、そもそもmaimaiってどんな楽曲があるんや、というレベルでした。これまでmaimaiを触った時も、基本的には既に知っている楽曲しかやってこなかったので…

 

そこで、チュウニズムの時と同様、ここは有識者に聞くしかない、ということで、Twitterの相互フォローの方に、maimaiが非常にお上手な方がいたため、DMでLv10以下のボケ譜面を尋ねてみることに。すると…

 

本当に凄い2。

 

なんと、こんなにも候補となる譜面を送っていただきました。本当にありがとうございました。

 

さっそく、このリストの中から候補を絞ることに。チュウニズム部門の時にも少し触れましたが、マック君は橙譜面(特に上位譜面が高難易度のもの)に非常に詳しいため、Lv10の(ADV)は避けることにしました。この辺りは既にやってそう。

 

というわけで、下3つ、「天国と地獄 (EXP)」, 「火炎地獄 (ADV)」, 「Color My World (ADV)」を練習してみることに。

 

 まずは、なんとなく「火炎地獄 (ADV)」から。難易度はLv9です。楽曲は当然知らなかったわけですが、やってみたらリズム難が本当に凄い。最初のうちは、終始目押しでした。

 

初見
たまたま「maimaiでらっくすNET」の履歴に残っていました。

 

それでも、段々慣れてきたら、結構楽しい譜面です。確かに楽曲を知らない人に投げたら、上手く躓いてくれそうな譜面でした。

 

最終的なスコア。

 

YouTubeにプレイ動画が見つかったので、譜面が気になる方はこちらをご覧ください。

 

www.youtube.com

 

次に触ったのは、「Color My World (ADV)」です。難易度はまさかのLv7。Lv7にボケ譜面があるとは思っていませんでしたが、とりあえずやってみることに。流石にLv7くらいなら、自分でもできるやろ~。

 

初見

 

なにこれ??????

 

教えてもらった段階では、ラストがやばいとだけ聞いていましたが、道中も譜面スカスカのリズム難で、めちゃくちゃ難しかったです。肝心のラストですが、確かに構えていないとキツい配置ですね。ただ、個人的には非常に面白いです。気になる方はやってみてください。

 

そして、「天国と地獄 (EXP)」ですね。Lv10なので、ちょうど適正難易度のはずでしたが…

 

初見

 

何も見えん。

 

早い8分のTAPや移動が大きい同時押しのBREAKが永遠と襲ってきて、純粋に地力が足りず、全くできませんでした。自選云々以前の問題です。確かに適正者には厳しい譜面ですね。

 

最終的なスコア。

 

その後、何度か挑戦してみましたが、全然歯が立ちませんでした。流石にこれでは自選にできませんね…

 

キャプチャ動画があったので、譜面が気になる方は、ご覧ください。本当に忙しい。

 

www.youtube.com

 

関係ないですが、こういうクラシック楽曲のアレンジって、どの音ゲーにもあるんですね。結構驚きです。

 

 そして、そんなこんなで試合の時間です。ホワイトボードに自選を書くのも、都18thではこれで最後ですね。自選発表までの待機時間は、何度経験していても緊張します。

 

互いの自選曲は…

 

自選発表

 

というわけで、自分が選んだ楽曲は、「Color My World (ADV)」です。これは流石にマック君も知らなかったようです。しかし、maimaiの司会を担当していたエルさん(B4UT所属の方です)は、ご存知だったようです。古のボケ譜面だとかなんとか。

 

最終的なスコア。当日の朝です。

 

実は当日まで、「Color My World (ADV)」か「火炎地獄 (ADV)」かで迷っていたのですが、最後に「Color My World (ADV)」でかなり良いスコアが出たため、こちらに確定しました。ただし1グレ…

 

一方、他選は「幸せになる隠しコマンドがあるらしい (ADV)」です。やっぱり橙譜面から飛んできましたね。楽曲自体は聞いたことがある、という程度です。歌詞、MV再現と書いてありますが、MVは見たことがないです。

 

そして課題曲は、ルーレットの結果「くらべられっ子 (EXP)」です。正直どれになってもあまり変わりませんでしたが、一番知っている楽曲が来たのが幸いでした。

 

 楽曲が出揃ったところで、試合開始です。1曲目は、マック君自選の「幸せになる隠しコマンドがあるらしい (ADV)」です。

 

健闘したほうです。

 

初見でこれなら、頑張ったほうだと思いますが、マック君のスコアには及ばず。まあ他選なので仕方ないです。

 

お次は、自選の「Color My World (ADV)」です。ここは流石に取っておきたいところ。

 

撃沈

 

俺は、本番に、弱い(2回目)。

 

緊張のせいか、全てFASTに寄っていますね。メンタルが弱すぎます。ラストの初見殺し配置も、刺さりませんでした。マック君が純粋に上手い。後で聞いたら、やはり道中のリズム難の方が難しかったようです。

 

もう既に負け越していますが、3曲目の「くらべられっ子 (EXP)」です。せめて、満足のいくスコアを出して終わりたいです。

 

リザルト

 

負けはしましたが、自己ベストは出ました。というか、91%→97%は、単純に初見が低すぎるだけですね。あとやっぱりFASTが多すぎです。ノーツ速度を変えるべきでしょうか。

 

 最終結果は、0-3で完敗です。流石にmaimaiそのものをやってなさすぎましたね。次の都までには、もう少し上達しておきたいです。

 

下手っぴにもかかわらず、対戦を組んでいただき、本当にありがとうございました。そして、マック君は3試合も対戦してくれてありがとう。どの試合も楽しかったです。

 

 

 以上を持って、都18thのオフライン部門の機種は全て終了です。8機種もこなした自分、偉い。本当にお疲れさまでした(都18th全体の感想は、この後のオンライン部門も含め、最後に述べようと思います)。

 

 

  • オンライン部門

 さて、ここからはオンライン部門です。オンライン部門では、主にアプリ音ゲーによる対戦が開催されます。家から気軽に参加、観戦できるのが良いですね。

 

 

 ここで少し昔話をば。

 

 

このオンライン部門が始まったのは、2020年夏に行われた都12thからで、当時は新型コロナウイルスの影響で、外出自粛の制限がありました。当然、それ以前のようにみんなで集まって音ゲーなんて、到底不可能な話です。

 

当時、自分は都の運営側の人間だったわけですが、そんな中で、折角だからお家音ゲーの交流をやったらどうかという話が上がりました。やっぱり何かしらの形で、音ゲーの交流を図りたいですからね。

 

以来、オフライン部門が再開した都16th以降も、お家音ゲーやアプリ音ゲーなどの試合を行うオンライン部門が、継続して開催されています。運営の負担は間違いなく増えているはずですが、それでも続けてくれているのは本当にありがたいことです。

 

初めてオンライン部門を開催した都12thは、手探り状態だったので、参加者の皆さんに楽しんでもらえていたか、不安な部分も少なからずありましたが、こうして今でも継続しているということは、皆さんに満足してもらえていたということなのでしょう。全ての都関係者に、感謝です。

 

 ちょっと長くなりましたが、ここからオンライン部門について、時系列順に振り返っていきます。ちなみに、オンライン部門に関しては、今回はPowerPointで自選ボードを作りました。他の方の自選発表を見ていると、自選ボードを工夫している方がちらほらいて、非常に良いなと思ってたので。

 

第九試合:Arcaea

 オンライン部門最初の試合は、9/9の14:40からArcaeaです。

 

Arcaeaは、自分はリリース初期からやっている音ゲーで、メインメニュー画面右下の新曲枠に「Infinity Heaven」がいた時代からやっています。それなりにやり込んでいるので、ここは勝ちにいきたいですね。「Anökumene (FTR)は8!」「ステライツパック!」「Hall of Mirrorsのアークバグ!」と言うと、Arcaea老人はニコニコします。

 

実力は決して低い方ではないとは思いますが、それでもまあまあといったところでしょうか。お咎め鯖にはバケモンが蔓延っているので、一般的な実力の感覚がマヒします(が、もちろん初心者も大歓迎です)。

 

 というわけで、早速スプレッドシートで課題曲と選曲上限を確認。

 

選曲上限と課題曲。

 

はいはい課題曲はこんな感じで、選曲上限は11.3と…

 

 

 

ハ?????????????????????????????

 

 

 

あの、11.3ってなんですか。ありえない話。

 

少なくとも、今まではずっと選曲上限は10+でやってきていたので、Lv11とかいう身体に支障をきたす難易度はやらずに済んでいたのですが、ここにきてついに11.3までが選曲可能範囲に…(まあLv10の時点で、十分身体に悪いですが。)

 

一方、課題曲に関しては、割と妥当な感じがします。まあこの実力帯ならこんなもんでしょう。楽曲が全て使用可能なのも大変良いですね。

 

そして対戦相手は、京音所属のGrassyKusaさんです。実力はほぼ同程度か少し上くらいの方だと思います。

 

 難易度にケチつけていても仕方がありません。自選を決めていくわけですが、既に決めていた譜面が(実は都17thの時点で)ありました。

 

無慈悲な1FAR…

 

はい、「LAMIA (FTR)」です。

 

実はこの譜面、都17thの前から結構やり込んでいて、都17thの時点では997だったのですが、今年の6月には最終的に1FARまで詰めていました。個人的に、この譜面はLv10+の中ではめちゃくちゃ好きです。しかも、この譜面はLv10+の中だとかなり難しい部類の譜面だとされているので、上から殴る選曲としても十分でしょう。4点押し地帯は休憩です。

 

しかしながら、問題点もありました。音ゲーマーなら誰もが避けては通れないであろう、「癖」です。

 

この1FARを出した後くらいから、段々と色々な箇所に変な癖がつき始め、今まで何も考えずに押せていた配置が、全くできなくなりました。その後も「音トレ*12」というアプリで運指を確認したり、期間をあけてみたりしてみました。しかし、効果はなく、いまだに約2ヶ所、上手く押せないままの配置が残っています。AOO杯*13で投げるの禁止!

 

とはいえ、それでも当時は995くらいであれば何度も出せていたので、まあ試合で勝つ分には大丈夫だろう、最悪990乗れば勝てるだろうと考えていました。

 

一方、他選についてですが、GrassyKusaさんは当時Arcaeaのフレンド欄にいなかったため、得意苦手が全然分かりませんでした。10+以上が来たら終わりくらいの気持ちでいましたね。

 

ちなみに課題曲はほとんどやりませんでした。譜面自体はどれもよく知っていたので、試合当日に少し確認したくらいです。全て一発で997以上出ていたので、問題ありませんでした。

 

 なんだかんだありつつ、試合の時間です。最初のオンライン部門についての文章中でも述べた通り、今回は自選ボードをPowerPointで作りました。これ結構楽しいですね。

 

さて、自選発表…の前に、課題曲の決定です。今回のArcaeaの課題曲は、「心理戦形式*14の心理抜き」という形式で行われました。つまり、BANが被った場合は、残りの2曲から抽選という形式です。自分のBANはもう課題曲を見た瞬間から、既に決まっていました。

 

その結果…

 

 

司会「両者BANは「Axium Crisis (FTR)」で、抽選の結果、課題曲は「Singularity (FTR)」でーす。」

 

 

両者「Axium Crisis (FTR)」をBANするというのは、正直想定していました。10.9なので当然ですね。そして課題曲は「Singularity (FTR)」に。もう片方が「AttraqtiA (FTR)」でしたが、まあこれはどちらでも良かったです。

 

そしていよいよ自選の発表です。

 

YouTubeでたまに見るような、譜面紹介動画を参考に。

 

自選は「LAMIA (FTR)」です。オンゲキやっていないので知らないのですが、皇城セツナさんって本当に「教育してやる。」って言ってるんですか。

 

そして、GrassyKusaさんの自選は…

 

―― その光に、私は救いを見出すのです。 ――

 

 

おいおいおいおいおいおいおいおい。

 

 

まさかの「Aegleseeker (FTR)」でした。Lv11なんかやりたくないって、寿命が縮む。

 

普通に苦手な譜面がきてしまい、大変困りました。中盤のいわゆる「ちんぱん地帯」のラストの爆速乱打はできませんし、サビ終盤の爆速乱打も、きた瞬間赤ちゃんになります。

 

 とはいえ、そんなことも言ってられません。試合開始です。まずは課題曲の「Singularity (FTR)」ですね。まあ練習通りやれば、997くらいは出るはず…

 

順位の画像は、GrassyKusaさんのものを拝借しました。


俺は、本番に、弱い(3回目)。

 

メンタルの弱さが、自分でも悲しくなります。変な押し外しのオンパレードでした。

 

次は、自選の「LAMIA (FTR)」です。ここは流石に勝たないといけませんね。

 

なあ、なんでなん。

 

俺は、本番に、弱い(4回目)。

 

どうして自分は、本番に限ってこうなるのでしょうか。最低でも990乗せられれば勝てるだろうと高を括っていましたが、まさかGrassyKusaさんが突発で990超えてくるとは、正直思っていませんでした。これはGrassyKusaさんが純粋に上手すぎです。というか、自分のリザルトの内訳1-12ってなんですか。

 

4点押し地帯の後半部分。

 

ここの青アークが、誤反応で真っ赤っかになりました。実は詰めているときも、体感20回に1回くらいこの現象が起きていたのですが、本番で引き当ててしまうとは。原因はいまだによく分かりません…

 

そして最後は他選の「Aegleseeker (FTR)」です。

 

まあ、そうなるわな。

 

いきなりやって989なら、自分の中ではそこまで悪いスコアではないです。「ちんぱん地帯」ラストの乱打も(なぜか)綺麗に通りました。しかし、自選に選んできただけあって、GrassyKusaさんに圧倒的な差をつけられ大敗…

 

ちなみに最近になって、「Aegleseeker (FTR)」はミラーの方がやりやすいということに気づきました。例の2か所の乱打が、正規譜面だと右始動なのですが、自分は左始動の乱打の方が得意なためです。少し前に更新しました。

 

2年半、沼ってました。

 

 ということで、結果は0-3で負けですね。「Singularity (FTR)」と「LAMIA (FTR)」が下手すぎました。本番に負けないメンタルが、切実に欲しいです。GrassyKusaさん、対戦ありがとうございました。

 

 

 余談として、スプレッドシートの意気込み欄で「不浄な白い鳥 (PST2)」をやってくださいと書いてありますが、これ本当に良い譜面でオススメです。鳥のさえずりに合わせてノートを置くという、PST譜面ならではのシャレオツオシャンティーな配置があって、初見で感動したのを憶えています。気になる方は是非。

 

 

第十試合:Deemo

 さて、オンライン部門2機種目は、Arcaeaと同日16:40からのDeemoです。

 

 

少し自分語りをさせてもらうと、このDeemoという音ゲーは、本家がアーケードである「太鼓の達人プラス」を除くと、アプリ音ゲーの中では初めて触った音ゲーになります。

 

Deemoを始めたのは、確か高校2年生の秋頃だったと思うのですが、当時同じクラス内でDeemoをやっていた人が何人かいて、その人たちに勧められたのが、始めたきっかけですね。まあ何となくやってみるか~くらいの感じでした。

 

それが今となってはどうですか。全楽曲全譜面を解禁し、あげくEasy, Normal譜面を全制覇するくらいにまでハマってしまいました。正直、自分でも驚いています。

 

最近は、あまりプレイする時間が十分に取れていないのと、Arcaeaのプレイ時間に重きを置いているのもあり、そこまでDeemoはできていませんが、それでも自分のメイン機種は何かと問われたら、間違いなくDeemoと答えると思います。

 

該当する方、握手。
念のため解説しておくと、一時期配置にバグがあった譜面です。

 

 

話を戻して、Arcaea同様、スプレッドシートで課題曲と選曲上限を確認します。

 

選曲上限と課題曲。

対戦相手は、EÜST'所属の足立さんです。チュウニズムの件ではお世話になりました。

 

足立さんは、最近DeemoのAC埋めを精力的にやられている方で、Deemo自体も大変お上手です。気づいたらいつの間にか、Lv10の上位譜面やLv11のACを出しておられて、自分よりもかなり実力が高い方だと思います。

 

そして選曲上限は、「表9以下」。どういうことかというと、有志で作成された「DeemoAC難易度表」なるものがあり、その表における9の段以下ということですね。

 

Lv10以上のHard譜面、及びほとんどのExtra譜面のAC難易度を表にしたものです。

 

「表9以下」ということで、Lv10の上位譜面やLv11の半分くらいの譜面が範囲になっています。正直、この辺はやりたくありません。とてもとても難しいので。

 

そして課題曲ですが、見たところ、まあこれもArcaea同様妥当な感じですね。表の中では、6-7段目の楽曲で、幸いどれもAC済です。とはいえ、どれも十分難しい譜面ですが。

 

ちなみに、スコア形式は、Charming Hits数での勝負です。Deemoは、通常スコアがコンボ数の依存を受けてしまうため、単純なスコアで比較することができません。そのため、都では通常、Charming Hits数で各楽曲の勝敗を決めています。

 

 さて、自選についてですが、個人的にはあまり高難易度は投げたくなかったので、本当ならLv9のボケ寄りの譜面である、「Alice in Secret Circus (Hard)」や「Frozen Emotion (Hard)」や「Another Katharsis (Hard)」などを何となく考えていました。

 

対戦相手がB4UT所属のぐるとさんであれば、この戦法は有効だったかもしれません(ぐるとさんは、Deemoの高難易度が異常なまでにお上手な鍵盤おばけの方ですが、Lv9あたりの難易度はあまりやっていない印象があります)。ぐるとさんとはこれまで都のDeemo部門で何度も当たっていました。

 

しかしながら、今回の対戦相手は、音ゲー地力が爆発しておられる足立さんです。Lv9程度の譜面は大して刺さらないでしょう。というわけで路線変更、仕方がないですが、無難に高難易度を投げることに。

 

 そして、いよいよ試合の時間です。まず課題曲は、「Monochrome Anomaly (Hard)」に決まりました。

 

正直、この時点で内心勝ったなと思っていました。「Monochrome Anomaly (Hard)」はLv10の中でもかなり得意な譜面の一つで、何度もACを出しています。普段通りやれば、調子が悪くても2落ちくらいで済むでしょう。

 

次は自選発表です。まず自分の自選は…

 

演奏時間 4分32秒

 

「Scherzo -pain in rain- (Hard)」です。

 

この譜面、Lv10上位相当なのは間違いないのですが、個人的には結構好きな譜面です。演奏時間の長さとノーツ数の多さがネックではありますが、全体を通してそこまでトリッキーな配置もなく、順当なDeemo力が試される良い譜面だと思っています。そこまで苦手な譜面でもないため、割とすぐに自選として決まりました。Extraは人外専用譜面なので知りません。

 

問題は他選です。果たして…

 

鹿、降臨。

 

 

本当に、泣いちゃった。

 

 

よりにもよって「Deerstalker (Hard)」です。こちらはLv10の中でも最強クラスの譜面の一つで、自分もかなり苦手としています。いまだにACできていません(というか、やりたくありません)。

 

今見たら、表中の9の段の一番左ですね。つまり、選曲可能な譜面の中で、最難関の譜面を投げてきたことになります。しかも聞いたところ、足立さんはACしているそう。もう参り散らかすしかない。

 

 楽曲が出揃ったので、試合開始です。まずは課題曲の「Monochrome Anomaly (Hard)」です。まあ流石にここは勝てるでしょう。

 

ひっくり返った。

 

俺は、本番に、弱い(5回目)。

 

大事故です。自分でも考えられないです。熱が出た状態でやっても、こんなスコア出ません。他の機種でも何度も書いていますが、メンタルが本当に弱すぎる。

 

一方足立さんは4落ちでした。自分の6落ちは本当にやらかしです。流石にこの譜面で負けるとは思っていませんでした…

 

気を取り直して、次は自選の「Scherzo -pain in rain- (Hard)」です。

 

まあまあ。

 

本番4落ちなら、まあ許容範囲内ですかね。できれば2落ち以内に抑えたかったですが、理想と現実は往々にして乖離するものです。足立さんは32落ちだったので、ここは自選としての意地を何とか示すことができました。

 

最後は「Deerstalker (Hard)」です。本当にやりたくないです。

 

はよLv11行け。

 

突発で15落ちなら、そこまで酷いスコアではありません。しかし足立さんが驚異の6落ちを叩き出し、この楽曲は負けです。流石にこんなの自選にされたら、刺し返すなんて不可能です。

 

「Deerstalker (Hard)」のラスト。人の心がない。

 

最終的なスコア。Charming Hits数では勝っているものの…

 

 最終結果は、1-2で負けです。足立さんの有り余る地力の前では、手も足も出ず。ただそれでも、Deemoで対戦するのはやっぱり楽しいですね。足立さん、対戦ありがとうございました。

 

そして何よりも、楽曲が本当に良いので、プレイするだけで非常に良い気持ちになります。全人類、Deemoの低難易度をやりましよう。無限にオススメ楽曲紹介できます。

 

 

最終試合:CytusⅡ

 長かった都18thも、残すところあと1試合となりました。最後の機種は、9/12の19:00から、CytusⅡです。

 

CytusⅡに関しては、前述のArcaeaやDeemoと違い、実はそこまでやってはいません。一時期ハマっていて、確かver.3.5のエンディングまでは完走して、有料キャラクターのパックや有料楽曲パックも一通り揃えていたのですが、それ以降はほとんどやらなくなってしまいました(単純に、ver.3.5以降のストーリーを進めるのが、面倒になってしまいました…)。今では、都の時だけ復帰するような感じですね。

 

気になる対戦相手は、EÜST'所属のAru=Rさんです。この方は、都のオンライン部門で非常に多くの機種に参加していることから、「オンラインの鬼」という異名を持っておられます。

 

選曲上限と課題曲。

 

いつものように、選曲上限と課題曲を確認します。選曲上限はLv14、まあいつも通りですね。これくらいがちょうど良いです。

 

そして課題曲ですが、「Alexandrite」と「彩」に関しては、楽曲自体は知ってました。特に「彩」は、Deemoにも移植されており、Lv11上位相当の譜面として、それはもう大暴れしています。「REBELLIUM」は全く知りませんね。まあ課題曲になっているので、解禁自体はしていて一度はプレイはしているはずですが、憶えていなかったです。

 

そしてスコア形式はTP、つまり精度勝負です。CytusⅡはDeemoと同様、単純なスコア勝負だとコンボ依存になってしまうため、TP勝負なのはとてもありがたいですね。

 

 というわけで、自選を考えます。とはいっても、CytusⅡの教養はほとんど持ち合わせておらず、そもそも最近やっていなかったので、まともに自選として投げられる譜面はあまりありませんでした。

 

実は前回の都17thの時に練習してMMを出している、「PrayStation(HiTECH NINJA Remix) (CHAOS)」や「Re:VeLΔTiΦN~光道ト破壊ノ双白翼~ (CHAOS)」を投げたい気持ちがあったのですが、今回はこれらの楽曲は使用できないとのこと、さあ困りました。

 

都17thでは、試合当日の朝に両楽曲とも選曲不可であることに気づき、結局投げられませんでした。
Mammal (CHAOS)でお茶を濁しました。

 

未MMだけどそれなりにやっていて楽曲も好きな、「Better than your error system (CHAOS)」や「すゝめ☆クノイチの巻 (CHAOS)」や「R. I. P. (CHAOS)」あたりでも投げようかと、何となく思ってましたが、流石に自選として投げるなら、最低でもMMはしておきたいところです。

 

しかし、これらの譜面、個人的にはどれも非常に難しくMMが出る気配がありません。

 

楽曲はどれも本当に良い。
「すゝめ☆クノイチの巻 (CHAOS)」、難易度表記バグってませんか。

 

どうしたもんかと楽曲フォルダを適当に漁っていた時、ふと目に留まった楽曲がありました。

 

「SECRET;WEAPON (CHAOS)

 

(あーそういえばこれもLv14か…あれ、もしかしてPAFFの楽曲って意外と穴場だったりしないか?)

 

というのも、PAFFの楽曲はどれもボーカル楽曲で、Lv14の譜面があまり入っていません。しかもメインストーリーの比較的初期に解禁される楽曲が多く、もしかしてあまりやっていない可能性があるのでは、と思ったわけです。まあストーリーを進めるうえで多少は触っているかもしれませんが、それでも同実力帯くらいであれば、そこまでしっかり詰めていないだろうと考えました(あくまで自分の主観です)。

 

試しに詰めてみたら、割とあっさりMM。譜面自体も比較的得意寄りみたいです。

 

TPも99.90まで出ました。

 

というわけで、この時点で自選は「SECRET;WEAPON (CHAOS)」に決まりました。自選ボードも作成しました。

 

 

まあ最後の試合ですが、無難な選曲で終わりそうですね。

 

 

 

 しかし、事態が急変したのは、試合前日の夜でした。

 

 

なんとAru=Rさんが、都合が悪くなったので試合日程を変更したい、という申し出をしてきました。

 

まあこればかりは仕方ないです。急遽日程が再調整され、その結果9/16の18:20からとなりました。突然4日間の猶予が生まれたことになります。

 

そして更に、このCytusⅡの試合が、都18thの全試合の中で一番最後の試合ということになってしまいました。チュウニズム部門では、都18thの開幕の試合を行っていたので、つまり都18thの最初と最後を飾る試合両方に出ることになりますね。大変光栄なことです。

 

とはいえ、単純に練習時間が増えたのは良いことです。課題曲をもう少し詰めておくか…と考えていました。と同時に、ある考えが自分の頭の中に芽生えていました。

 

 

折角なら、最後を締めくくるのに相応しい選曲にしたいなあ…

 

 

別に「SECRET;WEAPON」が最後に相応しくないというわけではありませんが、もっと適当な楽曲があるのでは、とは思っていました。

 

そうは言っても、「SECRET;WEAPON (CHAOS)」が高い水準で仕上がっていたので、正直そこまで深くは考えていませんでした。

 

 

 

転機というものは、いきなりやってくるものです。これは本当に偶然なのですが、たまたまAru=Rさんの前回の都17thの対戦シートを見ることがありました(何のタイミングで見たのかは、憶えていません)。

 

そこでなんと、実は前回の都でAru=Rさん、「SECRET;WEAPON (CHAOS)」が課題曲の一つに指定されていたんですね。

 

となると、話は別です。「SECRET;WEAPON (CHAOS)」は相手があまりやっていない読みでの選曲のため、刺さらない可能性が少なからず出てきました。

 

そこで、仕方なく他の自選を考えることに。楽曲を適当に物色します。その中で…

 

 

コレだ!となりました。「。͟͝͞Ⅱ́̕*15 (CHAOS)」です。

 

この楽曲は、メインストーリー中でも、非常に重要な立ち位置の楽曲で、最終決戦的な場面で用いられた楽曲です(ふわっとしていてすみません、多分Arcaeaでいうところの、「Testify」的な立ち位置だと思います)。

 

まさしく、最後を締めくくるのに相応しい選曲です。(CHAOS)の難易度もLv14で選曲可能なので、(少なくとも自分が所持している楽曲の中では、)もうこの上なく最適な選曲でしょう。

 

当時は当然あまり触っておらず未MMでした。しかし、こればかりは詰めるしかありません。その結果…

 

良い感じ。

無事MMし、TPも結構高い値になりました。これなら文句なしで自選にできます。

 

 前置きが非常に長くなりましたが、いよいよ試合の時間です。

 

このCytusⅡの試合は、Arcaeaと同様、課題曲が「心理戦形式の心理抜き」で決まる形式です。そのためまずは課題曲のBANからです。自分の中ではほぼ一択でした。

 

あるしえBAN:「彩 (CHAOS)

Aru=RさんBAN:「REBELLIUM (CHAOS)

 

というわけで、課題曲は「Alexandrite (CHAOS)」に決まりました。まあ3曲の中では個人的には一番マシな譜面ですね。ありがたい。

 

ちなみに、各課題曲は、以下のスコアまで詰めていました。

 

「彩 (CHAOS)」だけ圧倒的に苦手でした。

TPは「REBELLIUM (CHAOS)」が一番高いですが、MMは「Alexandrite (CHAOS)」以外出ませんでした。「彩 (CHAOS)」は純粋に難しすぎます。まあそうなると、BANは自ずと決まりますね。

 

そして、最後の自選発表です。自分の選曲は…

 

最後を、締めくくります。

 

司会の方からは「遅延行為だ!」と指摘されましたが、最終試合なのでそんなの知ったこっちゃありません。

 

そして、Aru=Rさんの自選は…

 

Lv12→13の昇格組らしい。

 

なんとまさかのMiku楽曲から「Cybernetic (CHAOS)」です。Miku楽曲は本当に想定外でした。Aru=Rさん曰く、Miku楽曲が使用可能なのが嬉しかったそうです。楽曲自体は、当然全く憶えていないません。

 

 試合開始です。まずは課題曲の「Alexandrite (CHAOS)」からですね。

 

悪くはない。

 

MMとはなりませんでしたが、TPは自己ベストでした。先ほど載せた画像のTPがこれですね。低速地帯はよく分からないままです。

 

Aru=RさんのTPが99.40だったため、課題曲は何とか勝利です。これは非常に大きいですね。というか、最終試合にして、ようやく課題曲初勝利です…

 

次は他選の「Cybernetic (CHAOS)」です。Mikuの楽曲なんて、いつぶりに触るか分かりません。

 

ほぼ初見。

 

流石に全く憶えていませんでしたが、それでもTPは99を超えました。しかしながら、Aru=RさんがTP99.45でしっかりと自選を取っています。あとこれ、Lv12→13の昇格組なんですね。

 

そして、都18thの本当に最後を締めくくる、自選の「。͟͝͞Ⅱ́̕  (CHAOS)」です。全力を出し切ります。

 

最後まで、メンタルが弱い。

 

俺は、本番に、弱い(6回目)。

 

終盤のサビで、ありえない量の押し外し(多分MISS6個のうちの5個)をしてしまいました。練習ではこんなにミスを出したことはありません。一方のAru=Rさんは、突発にもかかわらず1ミスに抑えています。流石です。

 

しかしながら、この試合はTP勝負です。TPは99.40で、そこまで悪くはありません。Aru=Rさんは、1ミスとはいえやはりTPの精度にまで気が回らなかったようで、98.41でした。まあ何とか自選を取れました。

 

終結

 

 というわけで、最終結果は、2-1で勝利です。何とか最後は勝って終わることができました。Aru=Rさん、本当にありがとうございました。

 

CytusⅡは、毎回都のタイミングで復帰して、課題曲と自選だけ詰めるというのを繰り返していますが、今の実力的にLv13以下なら、ある程度はMM埋めとかやっても良いかもしれませんね。まあ肝心の時間があまりないので、実行できるかはわかりませんが…

 

とはいえ、CytusⅡも久々にやると非常に楽しいです。余裕があれば、プレイ頻度を増やしていきたいですね。

 

 

 ちなみに、本記事が公開される12/13に、Aru=Rさんが同じく都18th(オンライン部門)の振り返り記事を、𝓞𝓾𝓬𝓱𝓲 𝓞𝓽𝓸𝓰𝓪𝓶𝓮 𝓐𝓭𝓿𝓮𝓷𝓽 𝓒𝓪𝓵𝓮𝓷𝓭𝓪𝓻 で公開されるそうです。もしお時間ある方は、是非そちらも閲覧してみてください*16

 

 

  • おわりに

 長かった都18thが、ようやく全て終わりました。本当に長かったけど、本当にあっという間でした。

 

 

さて、気になる最終戦績ですが…

 

 

1勝10敗

 

 

はい、ボロ負けです。いやあどの機種も、練習量が圧倒的に少なかったですね。

 

 この最終戦績の数字だけ見たら悲惨ですが、勝ち負けなんてものは、正直どうでも良いと思っています。どうでも良いというと語弊がありますね。まあ何が言いたいのかというと、こうして同じ音ゲーマーと交流をする、一緒に盛り上がる、ということが一番大事であり、このことが都に参加する一番の理由だということです。

 

もちろん、試合に勝つに越したことはありません。相手を自分の実力で打ち負かすことも、対人戦の大きな醍醐味だと思います。ただ、自分はそこに重きを置いておらず、「同じ音ゲーをやっている人と交流をすること」そのものが、対人戦の一番の意義であると考えています。つまり、参加するだけで万々歳です。

 

今回、あまりやっていないノスタルジアDDRやmaimaiにも手を出したのは、そういう理由ですね。参加機種が多ければ、その分たくさんの人と試合ができます。至極当たり前のことですが、自分にとってはこの上なく重要な観点です。試合結果が惨敗だろうが関係ありません。対戦できるだけでプラスなので。

 

あと、全ての機種を読んだ方や、過去の自分の試合を知っている方はご存知かもしれませんが、自分はいわゆる「ボケ譜面」を進んで投げる傾向にあります。今回で言うと、チュウニズムの「生きる (MAS)」、sdvxの「インドア系ならトラックメイカ(MXM)」、太鼓の達人の「ドンカマ2000 (ふつう)」、DDRの「EGOISM440 (楽)」、maimaiの「Color My World (ADV)」などでしょうか。

 

実はこれも理由(というほどではありませんが)があって、まあ単純にボケ譜面は盛り上がるからですね。せっかくの年に2回しかないこんな大規模な交流戦、対戦相手はもちろん、ギャラリーの方々にも(良くも悪くも)笑顔になってもらいたいじゃないですか。ボケ譜面、投げ得ですよ。

 

そして今回、全11機種という非常にたくさんの試合に参加させていただきましたが、実力が半端にもかかわらず、可能な限り試合を組んでくださった運営の方々には、本当に感謝しかありません。改めて、ありがとうございました。そして、対戦してくださった方々も、本当にありがとうございました。結果はどうであれ、どの試合も心から楽しむことができました。

 

とは言ったものの、やっぱりこの結果は悔しいですね。前述しましたが、練習量や対策量が非常に不足していました。試合ができるだけで十分なのはそうですが、やっぱりまともに練習せずに臨むのは、それはそれで対戦相手に失礼というものです。

 

次回の都19thが、恐らく音ゲーサークル民として参加する最後の都になるでしょう。初参加が都9thなので、もうずいぶんと参加してきました。なので、B1-M2までの6年間の集大成を魅せたい…と言いたいところですが、個人的には、一番最後は純粋に各機種で一番好きな楽曲を投げて、音ゲーサークル民としての最後を締めくくりたいと思っています。

 

こうしてガッツリ音ゲーができるのも、せいぜいあと3ヶ月くらいかなと思っています。気づけば、大学生活もあっという間ですね。

 

 

 

残りの時間、全力で楽しみます。

 

 

 

長くなってしまいましたが、以上で都18thの振り返りを終わりたいと思います。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 以下、今回の都に関連したオマケです。音ゲーの話題はほとんどありません。読みたい方だけどうぞ。

 

 

  • オマケ

オマケ1:青春18きっぷで移動したよ

 

 今回のオフライン部門は、最初の方でも述べた通り、横浜にある「イミグランデ日吉店」というゲームセンターでした。そのため、神戸に住んでいる自分は当然、前日から移動する必要があるわけです。

 

去年の都16thでは、リッチに新幹線を利用しましたが、いかんせんお金がかかります。かといって値段が安い夜行バスは、あまり好きではありません(過去に一度だけ利用したことがあり、バス内の空気が悪かったのかよく分かりませんが、肌荒れを起こしました)。

 

というわけで、今回は「青春18きっぷ」を利用して、在来線のみで横浜に行くことに決めました。まあ過去にも一度、青春18きっぷを使って一人旅をしたこともありましたし、電車の窓から外の景色を眺めることは大好きです。

 

 前もってみどりの窓口青春18きっぷを購入し、都1日目前日の8月25日、いよいよ出発です。

 

横浜まで、片道10時間。

 

とは言ったものの、基本的にはずっと電車移動です。関西圏は正直暇でしたが、米原駅から在来線で東の方に行くのは初めてだったので、そのあたりから新境地を開拓してる感が出てきました。

 

豊橋駅のホームで、あらかじめ買っておいたゼリー飲料で軽くお昼ご飯を済ませました。同ホームのベンチで堂々とおにぎりを食べている人がいたので、あまり周りの目を気にせず済みました。

 

ここあたりからが長かったですね。静岡県、本当に長い。しかも静岡県の後半くらいから各駅停車の電車だったので、体感さらに長く感じました。流石にもうお尻が痛いです。

 

横浜駅までの最後の乗り換えが熱海駅だったのですが、熱海-小田原あたりの景色は非常によかったですね。ちょうど夕方頃だったのもあり、海が綺麗でした。

 

なんとか到着。このとき、スマホの充電2%。

 

そんなこんなで、無事横浜までたどり着きました。宿泊するホテルが武蔵小杉近辺だったため、出発前は、この後日吉によって軽く音ゲーしたいな~とか考えていましたが、無理です。めちゃくちゃ疲れました。そんな気力全くありません。

 

 

 行きが在来線だったということは、当然帰りも在来線です。まあきっぷがもったいないですからね。幸いオフライン都3日目に試合が入っていなかったので、この日に1日かけて神戸に戻ることができました。というよりも、3日目に試合が入っていなかったから、青春18きっぷでの移動を決めた、と言ったほうが正しいですね。

 

朝7時過ぎ。

 

帰りは、行きとは逆をたどるだけなので、正直目新しさとかはないです。無心で帰ります。

 

途中浜松駅かどこかで、いつ振りかわからないくらい久々に、「セブンティーンアイス」を食べました。最後に食べたの、多分小学生とかです。カチコチに固まってて硬かったです。美味しかったけど。

 

あと、米原駅から新快速に乗った際に、一つアクシデントがありました。と言っても大した話ではないのですが、何かの拍子でカバンの中でスマホのカメラを起動していたらしく、そのまま気づかずに寝てしまっていました。その結果、起きたときにスマホがめちゃくちゃ熱くなっていて、充電も40%くらいあったのが、8%になっていました。ロック画面からスライド一つでカメラを起動できる機能、不要です。

 

京都あたりからは、椅子に座ったままもう半分無意識でボーっとしていました。スマホの充電がわずかになってしまったので、特にすることもありません。何も考えずに外を眺めていました。

 

そんなこんなで…

 

このとき、充電1%。

 

無事、帰宅です。本当に疲れました。家に帰るまでが都ですよ。

 

 さて、今回「青春18きっぷ」を使った大移動をしたわけですが…

 

 

もうやりたくないです…

 

 

決して嫌だったとかそういうわけではないです。日中に連続で10時間という非常に長い移動をしたのは初めてだったので、これ自体は非常に良い経験になりました。やってみて良かったとは思っています。

 

それでも、2回目はもういいです。あまりにも疲れすぎました。新幹線は偉大。

 

まあそれでも一度トライしてみる価値は十分あると思います。皆さんも都の移動の際は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

オマケ2:武蔵小杉で良い感じの洋食屋さんに行ったよ

 

 オフライン都1日目の夜、神奈川県に住んでいる知り合い(音ゲーとは全く無縁の方です)と、ご飯を食べに行きました。

 

神奈川なので会う機会はそうそうなく、1年前の都16thの時に会って以来でしたね。(この時は科学館を見に行きました)。

 

せっかくだから一緒にご飯を食べようという話になり、オススメの飲食店を探してもらうことに。

 

その結果、武蔵小杉駅近くの良い感じの洋食屋さんに行くことになりました。

 

良い感じのハンバーグ。

 

ハンバーグとライスと飲み物のセットで、確か2,500円くらいしました。結構いいお値段しましたが、非常に満足のいく味でした。とても美味しかったです。ハンバーグが、めっちゃ「肉!」って感じでした。よくわからなかったらすみません。

 

 

オマケ3:帰宅後…

 

 オフライン都から帰宅した次の日、オンラインでの後輩の研究指導が午前中からあったのですが、どうも体調が優れません。その時はなんとか無事に終わったのですが、夕方くらいから本格的に体の具合が悪くなり、急遽バイトを休むことに。早めに寝ることにしました。

 

しかし、夜中の3時くらいに目が覚め、あまりの体の辛さに、119番しました。119なんて、人生で初めてです。床を這いながら玄関まで移動した記憶があります。

 

その時は、救急隊員が来る頃には多少回復し、その場で問診だけで終わりましたが、次の日近くのクリニックで検査をしてもらうと…

 

 

はい、新型コロナ陽性でした。

 

 

ついにか~となりましたね。その時まで一度も罹っていなかったので、自分の番が来たか~となりました。一応都の会場では基本的にマスクはずっと着けていたんですけれども。やっぱり罹るときは罹りますね。

 

 その後、約1週間ほど自宅で療養していたわけですが、何よりも喉がめちゃくちゃ痛かったです。身体は割とすぐに回復したのですが、喉がもう本当に痛い。酷いときは、唾液を飲み込むのも辛くて、口の中に唾液が溜まる度に、洗面台に吐き出していました。

 

幸い、重症化することもなく落ち着きましたが、なかなか辛かったです。新型コロナとかいうの、世界一不要です。

 

ちなみに、療養中、体調がだいぶ回復した時に、軽くDeemoをやったのですが、その時になぜか一発で「Myosotis (Hard)」の再ACが出ました。

 

 

以上、オマケでした。

 

 

*1:様々な大学の音ゲーサークル民が入っているDiscordサーバー。最初期はお家音ゲーを嗜む人たちの集まりだったが、段々と規模が大きくなり、今ではお家・お外含む様々な音ゲーの話題で日々盛り上がっている。音ゲーとは関係のない話題も多い。詳しくはこちら↓

𝓞𝓾𝓬𝓱𝓲 𝓞𝓽𝓸𝓰𝓪𝓶𝓮サーバーって何? - GrGurutoのブログ (hatenablog.com)

*2:簡単に言うと、有志でブログ記事をリレーみたいに毎日公開していく企画です。

*3:東大・京大・阪大・神大の4つの音ゲーサークルが一堂に会して行われる、音ゲー交流会です。毎年2-3月と8-9月頃の2回行われ、今回で18回目。

*4:阪大の音ゲーサークルの名称です。

*5:東大の音ゲーサークルの名称です。

*6:ビンゴのマスがお題になっており、クリアしたお題のマスを開けていくことで、報酬を手に入れるというようなイベントです。

*7:京大の音ゲーサークルの名称です。

*8:簡単に言うと、jubeatメインの多機種連動の楽曲解禁イベントですが、自分も詳しい内容はあんまり覚えていません…

*9:楽曲をMIXされて遊ぶことができるモード。こちらもほとんどやったことがないので、自分も詳しくは知りません。

*10:現X(2023/12/7時点)

*11:「MEGAMIX BATTLE」のプレイ中にゲージが溜まっていき、発動すると、そのターンで勝利した際に獲得できるポイントが、発動時のゲージ量に応じて増加するというシステム。

*12:譜面のキャプチャ動画やYouTubeの動画などを利用した、音ゲーに特化した練習アプリです。

*13:「Arcaea Ouchi Otoge杯」と呼ばれる、京音所属のやないさん主催のArcaea交流戦です。今この文章を書いているのが12/8で、ちょうど第3回AOO杯が開催される日なのですが、自分の試合が後日(12/27, 28に)行われる予定です。

*14:プレイヤーが互いにBANする楽曲を選択し、被らなかった場合は残った1曲が課題曲に、被った場合はその被った楽曲が課題曲になる、という形式のこと。

*15:Ⅱを文字化けさせたものです。

*16:Aru=Rさんの記事はこちら 【都18thオンライン部門】音ゲー交流戦に出ることの効能と出過ぎることによる代償|Aru=R (note.com)